日中取引開始後、原油の2026年11月限は下落。前日の上げをほぼ帳消しにして いる。 石油輸出国機構(OPEC)プラスの中心的な7カ国は、7月の生産目標を日量 18万8000バレル引き上げることで合意した。アラブ首長国連邦(UAE)がOP ECから脱退したことで従来の引き上げ幅(日量20万6000バレル)から下方修正 されているものの、このままのペースでいけば9月末で中核国による自主減産の巻き戻 しが完了する見通し。 OPECプラスはこれまでのあやふやな生産枠を捨て去り、来年以降に適用する客観 的な枠組みを策定している最中で、足元の自主減産解消もその一環であると思われる。 中東情勢は混乱の真っ只中だが、第三者機関が中心となって最大生産能力を評価し、い ずれより公平な生産枠が実現する見通しだ。イラン戦争の終わりが見えず、OPECの 動きはほとんど注目されないが、目を向けておくべきだろう。 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.15ドル安の91.15ドルで推 移。本日これまでのレンジは91.15〜91.55ドル。 原油11月限の予想レンジは8万1300円から8万2300円、ガソリン先限は 9万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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