きょうの為替市場、ドル円は160円台前半での振幅。介入警戒から上値に慎重ながらも160円台を固める展開に変わりはない。ドル自体は買いが一服しているものの、円安の動きがドル円サポートしている。ユーロ円、ポンド円といったクロス円は上値追いの展開。 ただ、米国債利回り低下に加え、米国とイランの停戦実現の可能性、そして今週のインフレ指標を見極めようとする中、商いは低調のようだ。10日に5月の米消費者物価指数(CPI)、11日に生産者物価指数(PPI)が控えているが、市場は大きな変動をさほど織り込んでいないとの指摘も出ている。 現物の為替市場の取引量は直近平均の約70%に留まっているほか、米預託証券決済公社(DTCC)のデータでは、通貨オプションの取引量も通常の約80%程度に留まっているという。 市場では、中東リスク後退による原油安定と米国債利回り低下がドルの戻り売り要因となる一方、FRBのタカ派観測が広がる中、為替市場は方向感をなくしている面もありそうだ。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は159円に観測。 9日(火) 159.00(10.5億ドル) 10日(水) 160.00(12.0億ドル) 11日(木) 160.25(9.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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