NY原油市況=反落、ホルムズ海峡の航行正常化期待は根強い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/08     70.43       71.60       69.22       69.50        - 1.25
  2026/09     70.11       71.31       69.01       69.27        - 1.14
  2026/10     69.77       70.86       68.74       68.98        - 1.01
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              473,314             1,893,105    ( - 2,947)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/07     331.68    - 1.49
                            2026/08     322.91    + 4.22
         改質ガソリン       2026/07     301.44    - 4.70
                            2026/08     289.49    - 0.63
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は1.25〜1.14ドル安。
その他の限月は1.01〜0.41ドル安。
 石油輸出の要所であるホルムズ海峡の航行が正常化に向かうと引き続き期待されてい
ることが相場を圧迫した。ホルムズ海峡を通過する船舶の数はイラン戦争前の水準を大
きく下回ったままだが、米国とイランの協議が前進することで回復すると想定されてい
る。ただ、イラン外務省のバガイ報道官は、今後数日間でいかなるレベルでの交渉も予
定されていないと述べた。高官級だけでなく、技術者レベルの協議も行われない見通
し。週末に米国とイランは交戦したこともあって、対話は足踏みしている。
 米国とイランの覚書に含まれるレバノン停戦が不透明であることは下支え要因。イス
ラエルのネタニヤフ首相とカッツ国防相はレバノン南部の安全地帯を訪問し、国防軍の
兵士と会談した。ネタニヤフ首相は安全地帯を構築し、イスラム組織ヒズボラを完全に
排除するまでレバノン南部に駐留すると述べている。
 米ニューヨーク・タイムズによると、イランとオマーンはホルムズ海峡を航行する船
舶に通行料を課す計画を前進させている。オマーンはこの計画を米国や西側各国に正式
に提示したという。イランの管理のもとでホルムズ海峡の航行が正常化する可能性があ
る反面、イラン革命防衛隊(IRGC)がホルムズ海峡を通じたエネルギー供給を管理
することになるため、相場にとっては不透明な要因。
 時間外取引で8月限は低調に推移した後、通常取引開始にかけて71.60ドルまで
強含んだ。ただ、その後は売りに押されて69.22ドルまで軟化した。
 改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの当限も反落した。原油安が重し
今日の材料
・海洋封鎖が解除されてから4000万バレル超を輸出=ガリバフ・イラン国会議長
・イランの凍結資産30億ドルが今週末にも解放される可能性=アル・アラビーヤ
・イラン、損傷した核施設へのIAEA査察を拒否
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比607万2000バレル減
・ガソリン在庫は前週比210万6000バレル減
・留出油在庫は同290万バレル増
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比50万3000バレル増
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