貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇や円安を 受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金堅調につれ高と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は17.38ドル高 の4188.62ドル、銀が78セント高の6309セント、プラチナが0.40ドル 高の1657.20ドル、パラジウムは6.12ドル安の1273.12ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.40/42円で、前営業日の 大引け時点から0.63円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万2250円前後、銀は325.0円前後、プラチ ナは8330円前後、パラジウムは6400円前後。 【金は原油安が支援】 金は前週末の海外市場では、米国の休場を受けて小動きとなった。 週明けの金は原油安を受けて買い優勢となった。6月の湾岸諸国の原油輸出は前月比 300万バレル超増加し、日量1000万バレルを突破したことがデータから明らかに なった。一方、イランではハメネイ師の国葬が行われている。9日にイラン北東部の聖 地マシャドで埋葬される。米国では建国250周年の祝賀が行われている。 北大西洋条約機構(NATO)は7〜8日にトルコのアンカラで開く首脳会議で、集 団防衛を定めた北大西洋条約第5条に基づく「揺るぎないコミットメント」を確認す る。 銀は前週末の海外市場で、米国の休場を受けて小動きとなった。 【プラチナは金堅調につれ高】 プラチナは前週末の海外市場では、米国の休場となるなか、戻りを売られた。 週明けのプラチナは金堅調を受けて押し目を買われた。湾岸諸国の原油輸出が増加 し、原油安に振れたことが支援要因になった。ただイランの国葬や米国の250周年祝 賀で当面は仕掛けにくいとみられる。今週は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議や 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を確認したい。 <今日の予定> ・独製造業受注 2026年5月(経済技術省) ・ユーロ圏小売売上高 2026年5月(EUROSTAT) ・ユーロ圏生産者物価指数 2026年5月(EUROSTAT) ・米非製造業景況指数 2026年6月(ISM) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS
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