●論点解説ゴム、強弱材料が交錯している=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は急落が一服したものの、反発力が限定されている。短期投機筋主導の売買
環境になっているため、しばらくは値動きが不安定化しやすい。上海ゴム相場は3度に
わたって1万8000元台を維持できず、当面の高値限界を確認している。一方、価格
低下が進めばタイヤ工場の在庫手当ても報告されており、大きく値を崩すまでの環境に
はない。ただし、逆に大規模な買い付けで底入れ感を決定づけるまでの勢いはない。産
地では、天候リスクを抱える一方、実際の供給量は季節要因から増えており、強弱評価
が割れている。産地相場は上げ一服感が目立つ。原油安、それに伴う合成ゴム相場安は
明確なネガティブ材料だが、天然ゴム相場との連動性は薄れている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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