原油相場はイラン戦争勃発時の価格まで値下がりした。期近に加算されていたプレミ アムもほぼ解消し、サヤはフラット化している。イラン戦争による混乱収束を織り込ん でいるのは明らかだ。今後の需給動向はホルムズ海峡の状況に強く依存するが、このま まタンカーの通航報告が増えていけば、国際需給は供給不足から供給過剰に転換する。 その織り込みが十分に進んだと評価されるのか、さらに織り込む余地があると評価され るのかが焦点だ。少なくとも大きく上昇する環境にはないが、特に逆サヤからフラット 化したサヤが、ここから順サヤに移行するか否かは重要だ。供給過剰の順サヤへの移行 が進むのであれば、価格水準そのもののレンジ切り下げが支持されやすくなる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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