シカゴコーン市況=期近から大幅高、底堅い輸出や大豆の高騰で買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/07    430.00      441.50      430.00      440.75      +15.75
   2026/09    425.00      439.25      425.00      438.25      +15.25
   2026/12    444.50      458.75      444.50      457.75      +16.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物      485,565        333,795       1,720,522 (- 5,698)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(7月2日までの週)
 コーン:164万1777トン(前週改定値:181万6927トン)
 小 麦: 13万3652トン(前週改定値: 39万7561トン)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(7月5日までの週)
 コーン:シルキング:16%(前週 9% 、前年17%、平年14%)
     ダ ウ  : 3%(前週 —  、前年 3%、平年 2%)
     「良」以上: 67%(前週67%、 前年74%)
     「劣」以下:  8%(前週 8%、 前年 5%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(7月12日〜7月16日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは期近の主要限月から大幅高。終値の前営業日比は8.50〜16.25セン
ト高。中心限月の12月限は16.25セント高の457.75セント。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を下回りながらも強気な内容が続
いているうえ、コーン生産に最も重要な時期となる今後の2週間に米産地で高温乾燥と
なるとの予測が浮上したことで買い優勢となった。大豆の大幅高も強気材料視され、期
近の主要限月は2ケタの上げ幅を記録する大幅高となった。
 12月限は444.50セントで取引を開始した後はじり高で運ばれて欧州の時間帯
に455セントに達したところでもちあいに転じた。米国の時間帯にやや値を落とす場
面も見られたが買い戻す動きが広がり一時は458.75セントの高値を記録。高値で
転売が入ってもすぐに買い拾われる底堅さを見せ、高値圏を維持して取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の7月2日までのコーン週間輸出検証高は164万
1777トンで前週の181万6927トンを下回った。
 一方の累計は7057万4970トンで前年の5651万9141トンを約25%上
回っている。
 USDAによると7月5日時点のコーンシルキング率は16%で前年の17%を下回
ったが、平年の14%は上回った。一方のダウ率は前年と同率の3%、平年の2%を僅
かに上回った。
 一方の作柄は良〜優が67%、劣〜悪は8%で共に前週と同率だった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、熱波が広がった後で気温は平年以下〜平年並まで低下している。
気温の低下は生産量に影響のある時期を迎えているコーンと大豆にとって好適。ただ、
ネブラスカ州及びサウスダコタ州を含むコーンベルト西部では再び熱波が広がる見通し
となっている。
 今週は中西部から大西洋沿岸中部にかけて降雨が発生し、週半ばから5日間の雨量は
25〜75ミリに達するだろう。
 6〜10日間予報は、7月11〜15日にかけて全国的に気温は平年を上回る見込
み。また、雨量はプレーンズ北部および中部では平年以下にとどまるが、中西部を含む
東部では平年並〜平年を上回るだろう。

 シカゴ小麦は軒並み堅調。米産地で7月半ばから下旬にかけて高温乾燥になるとの予
測が浮上したことで生育不良が警戒された。特に小麦は冬小麦も干ばつの影響で作柄が
大きく低迷しているだけに、春小麦の生育不良による需給引き締まり懸念が高まった。
 6日の引け後に発表された米農務省(USDA)の作柄報告で7月5日時点の冬小麦
の良〜優の比率は前週と同率の26%。前年は48%だった。劣〜悪の比率は前週と同
率の47%だった。一方、春小麦の良〜優の比率は前年の前週より2%低下の57%、
劣〜悪の比率は前週と同率の7%。
 中心限月の9月限は前日比14.25セント高の614セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間発表の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではダコタ州では散発的な降雨が発生。その他の地域では晴天となり、冬
小麦の収穫を含んだ農作業が進行している。温かな天気が広がるなか、夏穀物の生育が
進行。
今日の材料
・コーンベルトでは、熱波が広がった後で気温は平年以下〜平年並まで低下。
・ネブラスカ州及びサウスダコタ州を含むコーンベルト西部では再び熱波が広がる
 見通し。
・今週は中西部から大西洋沿岸中部にかけて降雨が発生。
・7月2日までのコーン週間輸出検証高は164万1777トンで前週の181万
 6927トンを下回る。
・7月5日時点のコーンシルキング率は16%で前年の17%を下回ったが、平年の
 14%は上回る。
・7月5日時点のダウ率は前年と同率の3%、平年の2%を僅かに上回る。
・7月5日時点のコーン作柄は良〜優は67%、劣〜悪は8%で前週と同率。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。