[今夜の視点]シカゴコーン=作柄に変化なし、高温続くも雨量が焦点か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。12月限のここまでの高値は459.00セン
トと、前日の高値をわずかに上回り、6月3日以来の460セント台が視野に入ってい
る。
 引け後に発表された生育進度は、シルキングが16%(前週9%、前年17%、平年
14%)、ドウが3%(前年3%、平年2%)と、引き続き問題なく推移している。ま
た、作柄は「良」以上の割合が67%(前週67%、前年74%)、「劣」以下の割合
が8%(前週8%、前年5%)と、前週から変化していなかった。米国産地では高温が
続くものの、降雨も予報されており、焦点は実際の雨量となりそうだ。
 いずれにせよ、12月限はほぼ1カ月振りの高値水準にあり、460セントの節目が
意識されそうだ。
 なお、小麦に関しては、ロシアがウクライナの断続的な製油所攻撃により、極めて深
刻な燃料危機に陥っており、7月〜8月にかけて最盛期を迎える冬小麦の収穫に農機が
使えず影響が出る可能性が危惧されていることにも今後は要注意だろう。

 シカゴは急伸。米国の天気が一変して酷暑となっていることで、作柄懸念から大きく
値を伸ばして、シカゴ穀物全般に天候相場らしい急伸となった。場中に発表された週間
輸出検証高も164万トン台と前週から減少したものの、引き続き高水準を維持した。
 米国産コーンは米独立記念日明けから本格的な受粉期に入るため、産地の天気には極
めて神経質になる。

 12月限は458.75セントまで急伸した後、引けも457.75セントとほとん
ど下げなかった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2026年5月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 国際収支 2026年5月(フランス銀行)
【経済】 15:45 貿易収支 2026年5月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 貿易収支 2026年5月(商務省)
【工業】 7/8 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 貿易収支 2026年5月(カナダ統計局)
【経済】 23:00 Ivey購買担当者景況指数 2026年6月(RISB)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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