海外サマリー(8日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 8 4,082.4  - 75.0  シカゴ大豆  2026/11 1,192.25  - 5.50
NY銀     2026/ 9 5,854.0  -279.0  シカゴコーン 2026/12   456.25  - 8.00
NYプラ    2026/10 1,587.8  - 75.2  NY原油   2026/ 8    73.52   +3.08
NYパラ    2026/ 9 1,224.00 -57.30  ドル・円               162.53   +0.45
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は162.70円まで上昇
 NY為替市場、ドル円は一旦162.70円まで上昇したものの、162円台半ばに
伸び悩む展開。中東情勢が再び緊迫化し、米国がイランを攻撃。それに伴って原油が急
騰し、米国債利回りも上昇。序盤はドル高を誘発していた。
 トランプ大統領の発言が市場を動揺させた。大統領は、イランとの暫定的な停戦は終
わったとの認識を示した。NATOの年次首脳会議が開かれているトルコのアンカラで
「私としては、もう終わったと思っている。時間の無駄に過ぎない」と述べたほか、
「恐らく今夜もイランを激しく攻撃するだろう」とも述べていた。これを受けてニュー
ヨーク原油期近8月限は一時76ドル台に上昇。
 和平合意が完全に崩れるとまでは見られていないものの、しっかりとした合意は形成
されておらず、不安定な状況は続くとも見られている。
 午後に6月分のFOMC議事録が公表され、全員が据え置きを支持していたことが明
らかとなった。一方、数人が利上げの根拠を指摘していたほか、大半がAIの影響でイ
ンフレ高止まりの可能性を指摘していた。タカ派な内容になるのではとも見られていた
が、特に明確なヒントも示されていないことから、為替市場の反応も限定的となった。
◎NY貴金属=軒並み下落、米大統領発言でドル高に
 ニューヨーク金、銀は続落。
 金8月限は続落。時間外取引では、米軍のイラン攻撃も押し目を買われた。欧州時間
に入ると、トランプ米大統領の停戦の覚書は「終わった」との発言を受けて急落した。
日中取引では、原油高やドル高が圧迫要因になったが、ドル高が一服すると、下げ一服
となった。
 銀9月限は米大統領の発言や金急落を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、金堅調が下支えとなり、もみ合いとなっ
た。欧州時間に入ると、トランプ米大統領の停戦の覚書は「終わった」との発言や金急
落を受けて売り優勢となった。日中取引では、原油高やドル高、金軟調を受けて売り優
勢となった。
 パラジウム9月限は米大統領の発言や他の貴金属の急落を受けて売り優勢となった。
◎LME=全面安、中東情勢不安の再燃でリスク回避の転売が広がる
 アルミ3カ月物は小反落。3140ドルで小高く取引を開始。アジア時間に3165
ドルの高値まで浮上した後、欧州の時間帯には値位置を落としながらも3160ドル台
を付ける場面がたびたび見られたが、米国の時間帯にかけて値位置を落とした。トラン
プ米大統領のイランとの停戦は終了との見方を受けて中東情勢不安が再燃し、リスク回
避の動きが広がるなか引けにかけて下値を探る動きを展開。終盤に3125.50ドル
の安値を付けた後、小幅安で低迷したまま引けを迎えた。
 アルミ合金は続落となり3ケタ安の大幅安となった。
 銅3カ月物は大幅続落。1万3290ドルで安寄りして取引を開始後、1万3390
ドルまで切り返した後、しばらく1万3350ドルを支持線とするもちあいとなった。
欧州の時間に入り、軟化傾向を強め、今月1日以来の安値となる1万3146ドルの安
値まで軟化。トランプ米大統領がイランとの停戦が終了した、との認識を示すなか中東
情勢不安が再燃し、リスク回避のための転売が広がった。米国の時間帯を迎えると買い
戻されて1万3200ドル台を回復したが終盤に再び転売が出て、この日の安値圏で取
引を終えた。
◎NY原油=続伸、米国とイランの停戦合意は破綻
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 イランがホルムズ海峡の商船攻撃を繰り返した報復として、米軍がイラン南部を中心
に攻撃を再開したことが相場を押し上げた。イランの石油輸出の要所であるカーグ島も
標的となった。トランプ米大統領はイランと合意した覚書について「私にとっては終わ
ったと思う。彼らと関わりたくない」、「私に言わせればイランと関わるのは時間の無
駄だ」と述べた。米軍は現地時間の7日夜間に続き、8日夜間の攻撃も開始しており、
緊迫感は強い。ただ、トランプ米大統領が全面戦争を否定したことから、高値から押し
戻された。
◎シカゴ大豆・コーン=共に反落、材料織り込み感やリスク回避の動きから
 大豆は揃って反落。
 米産地での高温乾燥懸念や米農務省(USDA)月例需給での生産量上方修正観測に
織り込み感が強まった。また、トランプ米大統領がイランとの停戦が終了した、との認
識を示したことで中東情勢不安が高まり、リスク回避のための転売の動きが広がり、軟
調となった。
 コーンは軒並み反落。
 10日発表の米農務省(USDA)月例需給報告での生産量下方修正観測に織り込み
感が強まると同時に、中東情勢不安が再燃したことでリスク回避の動きが広がり売り優
勢となった。
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