中東情勢の緊迫化が、原油高に直結している。トランプ米大統領は、イランとの戦闘 終結の覚書が終わった可能性を示唆しており、原油流通環境の先行き不透明感が高まっ た。米軍は7日、8日と二度にわたってイランに対する攻撃を行っている。一方でトラ ンプ大統領は、攻撃は短期間との見通しも示している。イランによる船舶への攻撃への 報復として攻撃が始まったが、どの程度のリスクを見ておくべきなのか、マーケットも 評価に迷っている。原油相場は大きく上昇し、液化天然ガス(LNG)相場も上昇し た。一方で、アルミは供給リスクの織り込みを見送り、株価も調整安にとどまってい る。現状だと、原油流通の全面停止には発展しない見通しだが、米国とイランがどのよ うな政治判断を下すのかに依存している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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