シカゴ大豆市況=反発、強気の需給報告や3営業日連続の中国買い付け報告で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/ 7     1190.00     1197.50     1184.50     1196.50     +16.75
  2026/ 8     1179.00     1197.25     1170.00     1191.75     +14.00
  2026/11     1182.50     1199.00     1172.75     1190.75     + 9.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         280,103        985,084 ( + 8,230)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
    米国産大豆(7月10日発表)     単位:百万Bu
     ─────────────────────────────
                             2026/27年度             2025/26年度
         発表日             7/10      6/11          7/10     6/11
     ─────────────────────────────
     作付面積         85.4      84.7          81.2      81.2
     収穫面積         84.4      83.7          80.4      80.4
     単  収         53.0      53.0          53.0      53.0
     期初在庫          330       340           325       325
     生  産        4,475     4,435         4,262     4,262
     輸  入           25        25            25        25
     供給合計        4,830     4,800         4,612     4,612
     圧  砕        2,750     2,750         2,650     2,650
     輸  出        1,660     1,630         1,520     1,510
     種  用           72        72            74        73
     その他            38        38            38        39
     需要合計        4,520     4,490         4,282     4,272
     期末在庫          310       310           330       340
     農家平均価格       1140      1140          1040     1,040
     在庫/消費率        6.9       6.9           7.7       8.0
     ─────────────────────────────

 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(7月16日−7月20日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜平年並み
 コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年並み。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は反発。終値の前営業日比は0.50〜16.75セント高。中心限月の11月
限は9.25セント高の1190.75セント。
 注目の米農務省(USDA)月例需給報告で、米国の旧穀年度の期末在庫が下方修正
されるなか、新穀年度は据え置き(供給増を需要増で相殺)となったことで、やや強気
の評価にとどまったが、3営業日連続でデイリー報告で中国向けの大口輸出成約が発表
されるなか、この日の世界大豆需給で、2025/26年度、2026/27年度とも
に中国の輸入が上方修正されたことに支援された。
 11月限は1182.50セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では
1170セント台後半〜1180セント台前半のもみ合いとなっていたが、欧州の時間
帯にいったん軟化して安値は1172.75セントまであった。しかし米国の時間帯に
は安値から大きく切り返して、高値は1199.00セントまであった。後半は高値か
ら上げ幅を縮小したが、1190セント台を維持して引けた。

 需給報告で、米国産の旧穀年度の期末在庫は1000万Bu下方修正されて3億
3000万Bu、新穀年度の期末在庫は据え置きの3億1000万Buとなった。

 世界大豆需給では、2025/26年度、2026/27年度ともに中国の輸入が
100万トン上方修正されて、それぞれ1億1300万トン、1億1500万トンとな
った。
 USDAは26/27年度積みで中国向け26万4000トンの大豆の輸出成約が報
告されたことを発表した。これで大豆は3営業日連続の発表となった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、南部や西部を中心に降雨や雷雨が発生している。気温、土壌水分
ともにコーンや大豆の生育におおむね好ましい状況が続いているが、一部では土壌水分
が過剰なところもある。ミズーリ州南東部〜オハイオ川下流域では局地的に125ミリ
を超える雨量となり、9日夜に洪水が発生した。

 今週末は、寒冷前線の南下により、プレーンズ中部や南部、オハイオ川、テネシー川
流域〜大西洋沿岸の中部や南部にかけて広範に雷雨が広がる見込み。それ以北では降雨
はない見込みだが、コーンベルトは平年並みの気温となりそうだ。対照的にプレーンズ
北部では熱波が続く見込みで、最高気温が38〜43℃に達する可能性がある。
 6〜10日間予報に関しては、7月15〜19日にかけて、全米でおおむね気温は平
年を上回る見込み。雨量はプレーンズ北部や中部、コーンベルトでは平年を下回る見込
み。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは熱波が発達しており、モンタナ州や南北ダコタ州でも10日の最高気
温が32〜38℃に達するだろう。プレーンズ南部でも高温となり、最高気温が38℃
に達するところがありそうだ。一部の牧草地、放牧地、夏作物は干ばつの影響が残り、
表層土、中層土ともに水分不足が見られる。

 大豆製品は、大豆油が反発、大豆粕が続伸。ともに大豆高が好感された。大豆粕は7
月に入り騰勢を強めて戻り高値を更新しており、チャート面からの買い圧力も強かっ
た。
 大豆粕12月限は前日比3.30ドル高の318.70ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、南部や西部を中心に降雨や雷雨が発生。気温、土壌水分ともにコ
 ーンや大豆の生育におおむね好ましい状況。ただ、一部では土壌水分が過剰なところ
 もある。
・プレーンズ北部では熱波が続く見込み。
・26/27年度積みで中国向け26万4000トンの大豆の輸出成約が報告されたこ
 とを発表。これで大豆は3営業日連続の発表=USDA。
・米国産の旧穀年度の期末在庫は1000万Bu下方修正されて3億3000万Bu、
 新穀年度の期末在庫は据え置きの3億1000万Bu=USDA
・2025/26年度、2026/27年度ともに中国の輸入が100万トン上方修正
 されて、それぞれ1億1300万トン、1億1500万トン=USDA

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。