貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受け て売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受け て軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は38.48ドル安 の4073.47ドル、銀が144せント安の5862セント、プラチナが28.74 ドル安の1605.36ドル、パラジウムは6.67ドル安の1261.43ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.97/99円で、前営業日の 大引け時点から0.40円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万1750円前後、銀は300.0円前後、プラチナ は8100円前後、パラジウムは6400円前後。 【NY金は米利上げ観測などが圧迫】 金は前週末の海外市場では、米イランの先行き不透明感や米連邦準備理事会(FR B)の利上げ見通しなどを受けて売り優勢となった。 金は米イランの先行き不透明感や米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しなどが 圧迫要因になった。トランプ米大統領はイランが協議の継続を求めてきたため、それに 応じたと明らかにした。同時に両国が6月に合意した停戦は「終わった」と強調した。 米国との協議でイランの首席交渉官を務めるガリバフ国会議長は、先月署名された戦闘 終結に向けた覚書(MOU)に米国が違反すれば、イランは「全面的な防衛」に踏み切 る用意があると述べ、イランの降伏によって戦闘が終結することはないとの考えを示し た。米イランの先行き不透明感を受けて米国債の利回りが上昇した。 米国とイランは、ミサイルと無人機(ドローン)による激しい攻撃の応酬を繰り広げ た。イランはホルムズ海峡を再び封鎖したと表明、湾岸諸国にある米施設に対する攻撃 を実施した。一方、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は書面による声明で、 「殉教した指導者と全ての殉教者の血の復讐を誓う」と述べ、前の最高指導者で自身の 父親でもあるアリ・ハメネイ師殺害を受けた報復を示唆した。 銀は前週末の海外市場で、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナは金軟調が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナは金軟調が圧迫要因になった。米イランの先行き不透明感を受けて米国債の 利回りが上昇した。トランプ米大統領はイランが協議の継続を求めてきたため、それに 応じたと明らかにした。同時に両国が6月に合意した停戦は「終わった」と強調した。 一方、週末の米イランの軍事衝突も下げ要因である。 <今日の予定> ・米財政収支 2026年6月(財務省) MINKABU PRESS
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