NY原油市況=急反発、米国はイラン海洋封鎖を再開へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/08     73.69       78.45       72.61       78.14        + 6.73
  2026/09     73.38       78.26       72.51       77.94        + 6.60
  2026/10     73.06       77.55       72.21       77.25        + 6.10
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              642,231             1,839,726    ( - 13,421)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/08     382.36    +27.03
                            2026/09     371.65    +24.73
         改質ガソリン       2026/08     316.63    +18.17
                            2026/09     298.19    +16.03
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は急反発。期近2限月の前日比は6.60〜6.73ドル
高。その他の限月は2.17〜6.10ドル高。
 米国とイランの軍事衝突が激化し、イランの輸出拠点であるカーグ島が攻撃されたと
報道されるなど、エネルギーインフラも標的となっていることが相場を押し上げた。イ
ランの石油産業の中心地であるフーゼスターン州も標的となっている。ただ、米中央軍
はカーグ島への攻撃を否定した。
 商船攻撃を続けつつ、ホルムズ海峡の再封鎖を発表したイランに対して、トランプ米
大統領が海洋封鎖の再開を発表したことも買い手掛かり。イランの全ての港湾、石油タ
ーミナル、沿岸地域が対象で、船籍は問わずに封鎖される。トランプ米大統領はホルム
ズ海峡を通過する全ての貨物について20%の費用負担を求める方針も発表しており、
イランのアラグチ外相は「ホルムズ海峡を通る商船の安全で確実な航行を提供する者が
いれば、そのサービスに対して補償されるべき」と賛同した。ただ、アラグチ外相は
20%は高すぎるとも述べた。
 サウジアラビアがイエメンのフーシ派の首都サヌアの国際空港に空爆を実施し、フー
シ派がサウジに対する報復を宣言したことも懸念要因。フーシ派はアビハ国際空港やキ
ング・ハリド空軍基地にミサイルを発射したほか、バブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を
警告している。サウジアラビアの東西パイプラインや紅海の輸出港ヤンブーも標的とな
るリスクがある。
 時間外取引で8月限は上昇。通常取引開始後は一段高となり、78.14ドルで引け
た。引け後の時間外取引では78.58ドルまで高値を更新している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は急反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・米国とイランの覚書は危機的な段階に=イラン外務省
・米国は今夜も明日の夜もイランを攻撃する=トランプ米大統領
・フーシ派上級幹部、サウジの重要インフラを標的とする=アル・ジャジーラ
・イランは米国の資産や船舶を標的とする=ファルス通信
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