6月米消費者物価指数を受けて、金相場は強含みの展開になった。前年同月比だと総 合が3.5%上昇(前月は4.2%上昇)、コアが2.6%上昇(同2.9%上昇)と なっている。予想されていたよりもディスインフレが進展したと評価でき、早期利上げ 警戒感の後退が米金利低下・ドル安を促したことはポジティブ。一方、ウォーシュ米連 邦準備制度理事会(FRB)議長は今回の統計で「任務は完了した」との考えを否定し ている。物価安定が実現するのかは、慎重な評価を求めている。議会証言では、「われ われは物価安定の回復に向け、揺るぎない決意を共有している」として、利上げ対応の 可能性を示唆する発言を行っている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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