NY時間の終盤に入ってドル売りの動きが加速しており、ドル円は161円台に下落している。この日発表の米生産者物価指数(PPI)も前日のCPI同様にインフレの鈍化を示す内容となったことで、FRBの早期利上げ期待は後退しており、短期金融市場では、一時期50%程度まで上昇していた今月のFOMCでの利上げ確率が10%程度まで低下している。そのような中、ドルロングの調整も出ているようだ。 エコノミストはレポートで、円は27年末までには持ち直すはずだとの見方を示した。円に有利なファンダメンタルズが依然として揃っているためだという。足元の円安は不可解だと指摘。米国と日本の5年国債利回りの格差は円に有利な方向へシフトしており、かつて大幅なプラスだった米国と日本のインフレ調整後の実質ベースの政策金利差も解消しているという。 また、日本の交易条件が近年、全体的に改善しているとも指摘。イラン紛争によって原油価格が上昇し、交易条件がやや悪化した影響を考慮しても、改善基調は維持されているという。 そのような中、同エコノミストは27年末までにドル円は150円まで下落すると予想している。 USD/JPY 161.93 EUR/JPY 185.84 GBP/JPY 219.48 AUD/JPY 113.65 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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