−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/ 8 4,051.8 - 17.9 シカゴ大豆 2026/11 1,201.75 +10.75 NY銀 2026/ 9 5,743.3 -167.1 シカゴコーン 2026/12 469.50 + 9.00 NYプラ 2026/10 1,641.7 - 1.0 NY原油 2026/ 8 79.60 + 0.26 NYパラ 2026/ 9 1,292.40 -15.30 ドル・円 162.20 - 0.04 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は162円台前半で推移 NY為替市場、ドル安が優勢となり、ドル円は一時161円台に下落。この日発表の 6月の米生産者物価指数(PPI)が前日のCPI同様に予想を下回り、インフレ鈍化 を示す内容となった。短期金融市場では一時期50%まで高まっていた今月のFOMC での利上げの確率が10%程度まで急低下している。ほぼ無くなっている状況。 ただ、イラン情勢が依然として緊迫化しており、ドルを下支えしている。米軍がイラ ンへの攻撃を再開したと発表したほか、トランプ大統領がイランでの軍事作戦の拡大支 持に傾いているとも伝わり、軍事作戦拡大には地上軍の派兵も含み得ると報じられた。 ドル円は終了間際になって再び買戻しが入り、急速に162円台に戻す展開となっ た。原油相場に再び買いが見られており、為替市場もドル高で反応。 一連のインフレ指標を受けて、FRBがここ数日懸念されていたほど積極的な利上げ を行う必要はないとの見方が強まっている。ただ、短期金融市場では年内1回以上の利 上げはなお織り込まれている状況。 一部からは、「エネルギー価格の影響がインフレ鈍化に大きく寄与したことは事実だ が、物価の伸び鈍化は幅広い品目に及んでおり、投資家にとって安心材料となった。し かし、FRBや米経済が安心できる状況になったわけではない。インフレは依然として 絶対水準では高く、足元で原油価格は再び上昇基調にあり、さらにAIは現時点で非常 にインフレを助長する要因となっている」とのコメントも聞かれた。 ◎NY貴金属=反落、原油高も米PPI鈍化が下支え ニューヨーク金、銀は反落。 金8月限は反落。時間外取引では、原油高などを受けて利食い売りが出た。欧州時間 に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、米生産者物価指数(PPI)の伸び鈍化 が支援要因になったが、手じまい売りに上値を抑えられた。ただドル安を受けて押し目 を買われた。 銀9月限は原油高や金軟調が圧迫要因になったが、ドル安を受けて下げ一服となっ た。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、ドル安となったが、金軟調に上値を抑え られた。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引では、米生産者物価指数(PP I)の伸び鈍化を受けて買い優勢となったが、金軟調に上値を抑えられた。ただドル安 を受けて押し目は買われた。 パラジウム9月限は米生産者物価指数(PPI)の伸び鈍化やドル安を受けて押し目 を買われた。 ◎LME=アルミ・銅は反落、ニッケルは米国株の続伸受け反発 アルミ3カ月物は反落。3165ドルで反落して取引を開始。アジア株高が手掛かり となって浮上し3196ドルの高値を付けた後は軟化に転じ、欧州の時間帯後半には 3160ドルを割り込み3144ドルの安値を記録。米国の時間帯を迎えても米生産者 物価指数(PPI)の伸びの鈍化を受けて米早期利上げ観測が後退しながらも、米株式 市場での半導体関連株の先行き不透明感が上値抑制要因となり3155ドルを抵抗線と して低迷。安値圏でもちあったまま引けを迎えた。 銅3カ月物は反落。1万3609.50ドルで反落して取引を開始。アジア株が総じ て上昇したことを受けてプラスサイドに浮上し1万3675.50ドルの高値を記録。 高値を離れた後は1万3600ドル台前半でのもちあいとなった後、アジアの時間帯後 半に1万3548.50ドルまで値を落としたところで買い戻されたが、欧州の時間帯 以降は1万3640ドルを抵抗線とする安もちあいとなった。米生産者物価指数(PP I)の低下を受けて早期利上げ観測が後退し米株高となったが、米株式市場では半導体 関連株が不安定な動きとなっていることが嫌気された。終盤には転売の動きが広がり、 60ドル超の下落で取引を終えた。 ◎NY原油=続伸、ホルムズ海峡の覇権巡る衝突が続く ニューヨーク原油の期近は続伸。 ホルムズ海峡の覇権を巡って米国とイランの軍事衝突が続いていることが相場を支え た。米軍の攻撃を受けているイランについて、トランプ米大統領は対話を望んでいると 述べているものの、イラン革命防衛隊(IRGC)は米国と軍事的なつながりが強いク ウェートやバーレーン、ヨルダンに反撃を続けており、交渉が再開される兆候は見られ ない。アラブ首長国連邦(UAE)の石油輸出の要所であるフジャイラが攻撃を受けて 操業が完全に停止したとの一部報道はあるが、後追いでの報道は見られず、相場はフジ ャイラ停止観測を手掛かりとして認識してしていない。 ◎シカゴ大豆・コーン=全面高、米産地の高温乾燥懸念や小麦の急伸などで 大豆は期近から上伸。 米産地でこのところ高温乾燥が続いており生育中の大豆などの穀物への影響に対する 懸念や、ロシアからの供給不安を受けた小麦の高騰が強気材料視された。6月の米生産 者物価指数(PPI)の低下を受けてドル買いの動きが弱まったことも価格を押し上げ る一因となった。 コーンは揃って堅調。 ウクライナのドローン攻撃によりロシアからの供給引き締まりが警戒されて小麦が急 騰したことが強気材料となった。米産地では7月下旬に降雨が予想されているものの、 ここ最近は高温乾燥が続いていることで生育への影響が警戒されていることも強気材料 となった。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。