[今夜の視点]シカゴコーン=小麦の騰勢がどこまで続くのかに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は小幅もみ合い。12月限は470セントの節目近辺での小
浮動。
 受粉期のため、引き続き米国産の天気には注目したいが、6〜10日予報は、高温乾
燥懸念が大きく後退するものに変わってきている。目先はロシアの輸出懸念で小麦の騰
勢がどこまで続き、コーンがどこまでそれに追随するのするのかが注目されそうだ。今
夜は週間輸出成約高にも注目したい。
 前日のシカゴは反発。コーンの独自要因より、小麦がロシア産小麦の輸出懸念で急伸
したことに支援された。ロシアは、同国産穀物の4分の1を輸出するアゾフ海でのウク
ライナによる「影の船団」攻撃で、アゾフ・ドン運河(ドン川とアゾフ海をつなぐ水
路)の運航停止を発表した。それによりアゾフ海経由の穀物輸出が実質停止している。
 これを受けて、調査会社、SovCon、IKARがともに7月の同国産小麦輸出を
200万トン以下になるとの見通しを発表した。通常ロシアは7月から新穀の輸出が始
まり(穀物年度の開始月でもある)、とくに8〜10月の最盛期には、小麦の輸出が月
間400万〜600万トンに達する。
 米エネルギー情報局(EIA)の週報のエタノール統計は、生産が減少する一方、在
庫が増加して弱材料となった。

 12月限は471.00セントまで上伸したが、引けは469.50セントと470
セントに割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 貿易収支 2026年5月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 貿易収支 2026年5月(国立統計局)
【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2026年5月(国立統計局)
【経済】 15:00 製造業生産指数 2026年5月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2026年6月(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 製造業景況指数 2026年7月(フィラデルフィア連銀)
【経済】 23:00 企業在庫 2026年5月(商務省)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2026年6月(全米不動産協会)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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