[今日の視点]貴金属=軒並み下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受け
て軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は49.27ドル安
の3976.46ドル、銀が147せント安の5551セント、プラチナが41.41
ドル安の1616.49ドル、パラジウムは46.23ドル安の1253.68ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=162.35/37円で、前営業日の
大引け時点から0.20円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1240円前後、銀は295.0円前後、プラチナ
は8220円前後、パラジウムは6800円前後。
【NY金はイラン情勢に対する懸念やドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、イラン情勢に対する懸念やドル高を受けて売り優勢とな
った。
 金はイラン情勢に対する懸念やドル高が圧迫要因になった。6月の米小売売上高は前
月比0.2%増加し、市場予想と一致した。前月比の増加は5カ月連続。米新規失業保
険申請件数は前週比8000件減の20万8000件となった。労働市場が引き続き安
定していることが示された。米国債の利回りが上昇し、ドル高に振れた。米カンザスシ
ティー地区連銀のシュミッド総裁は、足元のインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の
目標である2%の約2倍の水準で推移していることは「懸念すべき」との見方を示し
た。
 イランは、米国が同国の電力インフラを攻撃した場合に備え、紅海を封鎖する準備を
整えるようイエメンの親イラン武装組織フーシ派に指示していたことが分かった。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナは戻りを売られる】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。
 プラチナはインフレ鈍化を受けて買い戻し主導で上昇したが、ドル高や金軟調を受け
て戻りを売られた。6月の米小売売上高は前月比0.2%増加し、市場予想と一致し
た。前月比の増加は5カ月連続。米新規失業保険申請件数は前週比8000件減の20
万8000件となった。労働市場が引き続き安定していることが示された。米国債の利
回りが上昇し、ドル高に振れた。

<今日の予定>
・ユーロ圏国際収支 2026年5月(ECB)
・ユーロ圏消費者物価指数 2026年6月確報(EUROSTAT)
・米住宅着工・許可件数 2026年6月(商務省)
・米輸出入物価指数 2026年6月(労働省)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2026年6月(FRB)
・米消費者信頼感指数 2026年7月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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