●論点解説原油、楽観と悲観=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米国とイランの間で攻撃の応酬が続いているが、16日は4日ぶりに下落した。直接
的には、ホワイトハウスがイランと協議が行われていると発表した影響だ。実際にどの
ようなレベルの協議が行われているのか不明だが、米国が戦闘激化を望んでいないとの
見方が強化された。短期的な混乱にとどまるとの見方が、80ドル水準で上値を抑えて
いる。
 一方、トランプ米大統領がイランの電力施設を攻撃する可能性を警告していることに
対して、実際に攻撃が行われれば、イエメン武装組織フーシ派がバブ・エル・マンデブ
海峡を攻撃する可能性が高まっている。同海峡はホルムズ海峡の代替輸送ルートとして
の役割を強化しており、日量700万バレル強が流通しているとみられる。ホルムズ海
峡とバブ・エル・マンデブ海峡が同時封鎖されるリスクには注意が求められる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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