ゴム週間見通し=反発場面は終了か、活発限月12月限の420円割れに注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【前週までのレビュー】手掛り材料難の中、期中12月限は417〜426円前後のレ
ンジ相場を予想。その後は、異常気象を背景にレンジから上放れると予想した。
【活発限月12月限の420円割れに注意】
 JPXゴムRSS3号の活発限月12月限は、戻り一服となっている。12月限は、
6月23日に一代の高値448.8円を付けると、7月3日には403.2円まで大き
く水準を引き下げた。ここから反発を開始し、16日には435.0円まで上昇。だが
その後は、423円台まで押し戻されている。16日の高値から10円以上も下落して
おり、反発場面が終了した可能性がある。
 また、上海ゴムの戻りが鈍くなっているうえ、日経平均株価は大幅な水準調整を強い
られている。JPXゴムRSS3に売り圧力が強まることが予想される。水準的には、
3日の安値403.2円から16日の高値435.0円までの上昇の半値押しが419
円台に位置していることから、420円前後の攻防に注目したい。同水準をしっかり割
り込むと、売り加速しそうだ。
【中国GDPは減速】
 15日に中国国家統計局が発表した4−6月期実質国内総生産(GDP)は、前年同
期比4.3%増となり、1−3月期の同5.0%増から減速した。この背景には、中東
情勢の緊張を受けて、原油などの資源価格や素材価格が高騰し、需要が減少したことが
あるようだ。
 なお、同時に発表された6月の鉱工業生産は同5.3%増となり、5月の4.5%増
から加速した。また、6月の小売売上高は同1.0%増となり、前月の0.6%減から
プラスに転じた。6月の鉱工業生産や小売売上高の上昇は、原油価格の下落の影響もあ
るとみる。ただ、中東情勢が再び緊張しており、7月以降の統計は悪化する可能性があ
る。
【上海9月限は1万7000元の攻防に注目】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、戻りが鈍くなってきた。9月限は、6月25日に大
幅安となり、1万7000元を割り込むと、29日には一時1万6420元まで下落し
た。その後、同水準でのもみ合いとなったが、終値ベースでの1万6500元を割れが
回避されると、反発を開始。7日には一時1万7045元まで上昇した。その後、1万
6700〜1万7000元前後でもみ合いとなったが、15日には一時1万7250元
まで上値を伸ばした。ただ、同水準では戻り売りを浴びた。17日には1万6800元
台まで押し戻されている。
 1万7000元台での値固めに失敗したことから、目先、売りが先行する可能性が高
いとみる。10日の安値1万6690元や節目の1万6500元を視野に入れた展開に
なりそうだ。JPXゴムRSS3も追随するとみる。
【東京ゴム活発限月の12月限のテクニカル要因】
 JPXゴムRSS3号の活発限月12月限は、戻り一服となっている。12月限は、
6月23日に一代の高値448.8円を付けると、7月3日には403.2円まで大き
く水準を引き下げた。ここから反発を開始し、16日には435.0円まで上昇。だが
その後は、423円台まで押し戻されている。16日の高値から10円以上も下落して
おり、反発場面が終了した可能性がある。
 また、上海ゴムの戻りが鈍くなっているうえ、日経平均株価は大幅な水準調整を強い
られている。JPXゴムRSS3に売り圧力が強まること予想される。水準的には、3
日の安値403.2円から16日の高値435.0円までの上昇の半値押しが419円
台に位置していることから、420円前後の攻防に注目したい。同水準をしっかり割り
込むと、売りが加速しそうだ。
    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。

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