−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/ 8 4,018.8 + 26.7 シカゴ大豆 2026/11 1,203.00 + 8.00 NY銀 2026/ 9 5,632.6 + 13.9 シカゴコーン 2026/12 467.50 + 3.50 NYプラ 2026/10 1,612.5 - 30.0 NY原油 2026/ 8 82.49 + 3.54 NYパラ 2026/ 9 1,252.80 -19.50 ドル・円 162.42 + 0.06 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は162円台半ばで推移 NY為替市場は膠着した展開が続き、ドル円は162円台での振幅が続いた。為替市 場は夏枯れ相場の様相を呈しているが、状況に変化はない。今週の米インフレ指標が、 想定上のインフレ鈍化を示したことから、FRBの早期利上げ期待は後退。しかし、年 内1回以上の利上げの可能性は織り込んでおり、FOMC委員からも追加利上げに賛同 する姿勢が垣間見られている。イラン情勢も不透明で原油価格も再上昇していることか ら、インフレ懸念は根強い。 エコノミストからは、そろそろドル安基調へ回帰するのではとの見方も出ている。安 全資産としての需要やFRBの利上げ観測を背景に今年のドルは支えられてきたが、こ うした要因はすでに為替相場に織り込まれており、今後は長年続いてきたドル安へ回帰 する可能性があるという。 基本シナリオでは、FRBは年内を通じて政策金利を据え置くと予想しているが、一 方で1回の利上げが実施されるリスクもあると指摘。ただ、仮に利上げが実施されたと しても、その可能性はすでにドル相場に織り込まれていることから、ドルの一段高に繋 がる余地は限られるという。逆に利上げが見送られれば、ドル下落要因になると述べて いる。 また、米財政に対する懸念が引き続き重しとなることから、ドルは中長期的な下落ト レンドに戻るとの見解も示している。 ◎NY貴金属=金・銀は反発、PGM系貴金属は下落 ニューヨーク金、銀は反発。 金8月限は反発。時間外取引では、アジア時間では原油高、ドル堅調を受け、売り優 勢で推移したが、欧州時間での取引開始後は持ち直し、小高く推移。日中取引では、序 盤、ドルが堅調に推移、原油相場が一段高から軟調に推移したが、米長期金利が小幅に 低下したことで地合いを引き締めた。ドル建て現物相場が4000ドル台を回復したこ とで買い戻しの動きが優勢となり、中盤にかけて上げ幅を拡大した。後半から終盤も堅 調に推移したが、前日の下げ幅に対し半分以下の戻りにとどまった。 銀9月限は小反発。時間外取引では続落し、欧州時間では50セント超の下落で推 移。日中取引では金の上げ幅を拡大に支援され、プラスサイドに浮上。前日までの下落 で売り過剰感もあり、買い戻30.0され、修正高ととなった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、アジア株式市場で半導体株の急落を嫌気 し、アジア時間から値を崩し、一時60ドルを超える下落となった。日中取引では、序 盤で見切り売り増加もようとなり、序盤で一段安となり、77ドル安近くまで下落。金 と銀の戻りを受け、下値を切り上げたが、米株式市場でナスダック市場の大幅安が足か せとなり、軟調に推移を強いられた。 パラジウム9月限は続落。時間外取引で一時、40ドル超の下落。下げ幅を縮小した が、欧州時間で25ドル超の下落で推移。日中取引では下値を切り上げたが、戻し切れ ず、20ドル近い下落で終了。 ◎LME=揃って反落、世界的な株安が重しとなり軟調 アルミ3カ月物は反落。3180.50ドルで小幅反落で取引を開始。アジアの時間 帯前半は3168ドルを下値支持線とした高もみとなり、一時は3181.50ドルの 高値を付けたが、アジアの時間帯後半には半導体関連株安を受けたアジア株の軟調が重 石となって3160ドル前後に値を落とした。欧州の時間帯にかけて更に値位置を落と し、一時3140.50ドルまで下落。この水準で買い戻されたが3160ドルが上値 抵抗線として意識され、米国株の続落が上値抑制要因になったことで低迷したまま引け を迎えた。 銅3カ月物は反落。1万3527ドルで反落して取引を開始。アジアの時間帯の序盤 に買い戻されて1万3565ドルの高値を付けたものの、アジア株式市場で半導体関連 株が軟調となったことが手掛かりとなり、早々に売り直され値位置を落とした。アジア の時間帯後半は1万3470ドルを前後するもちあいとなったが、欧州の時間帯を迎え ると一段安となり1万3420ドルを抵抗線とする安もちあいにシフトし、一時1万 3382ドルの安値まで下落。米国の時間帯を迎えると買い戻す動きが見られ終盤に1 万3500ドル台を回復した。しかし、米国株がハイテク株中心のナスダック市場が大 幅安となったことが重石となり、軟調のまま取引を終えた。 ◎NY原油=反発、供給不安で覚書署名前の水準に戻す ニューヨーク原油の期近は反発。 ホルムズ海峡を巡る緊迫感の強まりを背景に時間外取引から買いが優勢となった。ア ジア時間は80ドル乗せ後は戻り売りで上値が抑えられた。欧州時間に入り、ジリ高と なり、81ドル台に乗せた。 日中取引に入ると上げ幅を拡大。過去3日は81ドル水準で上値が抑られていたが、 この日は81ドル台での売りを吸収し、中盤にかけてて一段高となった。米国・イラン ともホルムズ海峡の覇権争いに妥協を示さず、攻撃の手を緩めず、停戦合意の難航から 供給不安が強く、82ドル台後半まで上昇。同限月としては、6月12日以来の高値を つけた。米国・イランは6月17日に戦争終結に向け、停戦覚書に署名したが、7月に 入り両国間で軍事行動が活発化し、供給不安の再燃で停戦覚書に署名前の価格に戻し た。 ◎シカゴ大豆・コーン=共に反発、中国向けの大口成約や小麦の供給不安などで 大豆は反発。 米農務省(USDA)が中国向けを含めた大豆の大口成約を複数件、発表したことが 強気材料となった。米国と中国は5月半ばの首脳会談で中国の米国産穀物の購入で合意 しながらもしばらく大口成約が見られなかったが、このところは中国向けの大口成約が たびたび報告されていることが輸出増期待を高めている。また、ロシアからの供給不安 を受けた小麦高も強気材料視された。 コーンは反発。 ウクライナによるドローン攻撃を受けてロシアの小麦輸出不安が高まり、シカゴ小麦 が堅調となったことが買い支援要因になった。前日に下落した後で買い戻す動きが見ら れたことも価格押し上げ要因になった。 MINKABU PRESS
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