前週は4000ドル水準でやや上値の重い展開になった。米インフレ指標の発表、ウ ォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)の議会証言と重要イベントが続いたが、金相 場は決定打を欠いた。利上げに対する警戒感が上値を圧迫する一方、米金利・ドルの値 動きは鈍く、積極的に大きく売り込むような動きは見られなかった。4000ドル割れ には抵抗があるものの、底入れ感を強めていくには至らなかった。 今週も安値ボックス気味の展開が続きやすい。来週28〜29日に米連邦公開市場委 員会(FOMC)を控えているが、米金融政策が引き締め方向にあるとの見方が、引き続き 金相場の上値を圧迫しよう。ただし、すでに当面の利上げ対応の織り込みは進んでいる ため、米金利・ドルの値動きは限定されやすく、金相場も上値が重いものの下げ渋る展 開が続きやすい。 予想レンジは3900〜4150ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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