前週は80ドル台まで値上がりした。米国とイランの間で攻撃の応酬が行われ、供給 不安の高まりが80ドル台まで相場を押し上げた。しかし、同水準からは一段高を試す ような動きが鈍化したが、週末前に82ドル台まで値上がりしている。このまま中東情 勢の混乱が続けばさらに大きく上昇する可能性もあるが、マーケットでは短期的な混乱 状況にとどまるとの楽観的な見方もあり、売買が交錯している。 イラン情勢次第で大きく揺れ動く展開になる。米国とイランとの間で攻撃の応酬が続 くと、供給リスクの下値サポートが続こう。特にタンカーに対する新たな攻撃の報告な どがあると、大きく上昇する可能性がある。また、イランが紅海側の海峡封鎖の可能性 を示唆していることにも注意が必要だ。ただし、米国とイランともに混乱状況の長期 化・深刻化を望んでいない模様であり、ダウントレンドの中での一時的な上昇圧力にと どまる見通し。米国とイランの協議再開の動きが伝わると、70ドル台前半まで下落す る可能性がある。 予想レンジは72.00〜85.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。