中東情勢の混乱が続いている。米国とイランの間で攻撃の応酬が続いているが、フー シ派がサウジアラビア関連船舶の紅海側の通航を止める方針を示していることが、新た な供給リスクになっている。サウジアラビアは、ホルムズ海峡の代替ルートとして、紅 海からバブ・エル・マルデブ海峡経由の輸出を増やしていたが、同海峡の流通が大きく 落ち込むと、国際需給のひっ迫化が再開される可能性が高まる。 仲介国が停戦に向けて調整に動いているが、先行き不透明感が強い。米国とイランの 対立の原因は、ホルムズ海峡の封鎖解除の解釈の違いであり、まずは10日程度の停戦 期間を設けて、解釈の一致を促すのが問題解決の道筋になる。ただし、ホルムズ海峡の 支配権を重視するイランと、米国との歩み寄りが可能かは、不透明感が強い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。