ロンドン序盤は円売りとポンド売り、全般的には狭いレンジに留まる=ロンドン為替 ロンドン序盤は、円売りとポンド売りが混在しているが、ドル円は東京午前の162.43付近を安値に、ロンドン時間に入ると162.70付近に高値を更新している。ポンドドルは東京市場で1.3423付近を安値に1.3456付近まで買われたが、ロンドン勢は一転して売りを強め1.3420台へと押し戻されている。ユーロドルは1.1409-1.1428レンジと限定的な値動きも、やや買いに傾いている。 円売りに関しては、欧州株や米株先物・時間外取引が堅調に推移しており、先週の調整売りは一巡している。リスク選好的な円売りの面が指摘される。一方、中東情勢の緊迫化が原油高を通して交易条件悪化から悪い円安につながる面も。週末の一部世論調査で、高市政権の支持率が初めて5割を下回ったとの報道も影響か。 ポンド売りに関しては、バーナム新政権をめぐる市場の思惑が影響しているようだ。エネルギー価格に対するVAT撤廃が好材料となりポンド買いを誘った。一方で、スターマー前政権の財政政策を踏襲するとしつつも、柔軟性を持たせるとの発言がロンドン勢には引っかかっているもよう。また、ヒーリー新財務相が国防費増をどのようにさばくのか、財政赤字拡大への不透明感も散見されているようだ。財源なき減税といった英国特有の問題が再認識されるのかどうかが今後のポイントとなろう。 ユーロは、やや動きが鈍い。ただ、ユーロ対ポンドではユーロ買いが強まっている。7月の独ZEW景況感指数は26.3と前回の10.5から大幅に改善、大方の市場予想15.3を上回った。輸出関連や内需の持続的成長が寄与したという。一方で、イラン紛争の展開や原油価格にともなう不確実性は、景気回復見通しに影響与える重要な要因として残っている、と独ZEWはコメントした。 USD/JPY 162.68 EUR/USD 1.1421 EUR/JPY 185.80 GBP/USD 1.3427 GBP/JPY 218.44 EUR/GBP 0.8506
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