海外サマリー(21日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 8 4,076.4  + 60.5  シカゴ大豆  2026/11 1,222.75  - 3.50
NY銀     2026/ 9 5,910.8  +203.6  シカゴコーン 2026/12   475.25  + 2.25
NYプラ    2026/10 1,637.9  + 33.9  NY原油   2026/ 9    84.34  + 1.86
NYパラ    2026/ 9 1,286.60 +18.40  ドル・円               163.23  + 0.69
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は163円台前半まで上伸
 NY為替市場、ドル高の動きが優勢となり、ドル円は163円台に上昇。1986年
以来の高値水準となった。中東情勢が依然として混迷しており、米軍の攻撃も10日連
続で実施されていた。原油高、米国債利回り上昇の中、ドル円も堅調な動きが続いてい
る。
 市場ではエネルギー供給の混乱に対する懸念が再燃しており、FRBが9月にも利上
げを実施する可能性が一段と高まっているとの指摘もストラテジストから出ている。ド
ルの下落局面は依然として買い場だと考えているという。
 また、世界的な金利上昇にエネルギー価格上昇も重なる中、日本当局が取り得る有効
な対応は極めて限られつつあるとの指摘も出ていた。原油高は日本の交易条件を悪化さ
せる一方、世界的な利回り上昇は日本との金利差をさらに拡大させ、円売り圧力を強め
ている。為替介入は短期的に円安の進行速度を鈍らせることはできても、持続的な相場
反転にはならないとも指摘している。
◎NY貴金属=上昇、米長期金利上昇も株高で投資家心理改善し堅調
 二ューヨーク金は反発、銀は続伸。
 金8月限は反発。時間外取引では、原油高、ドルが堅調に推移にもアジア時間から半
導体株の上昇を背景に買い戻しに加え、リスク容認ムードが強くアジア時間の終盤は
70ドルを超える上昇で推移。ドル建て現物相場が4000ドル割れとならなかったこ
とも支援材料。欧州時間に入り上げ幅を縮小も45ドル超の上げ幅を維持して推移。
 日中取引では、原油高でインフレ圧力が強く、米長期金利の上昇(米10年債利回り
は4.62%台まで上昇)、ドル高が圧迫要因となり、序盤、上げ幅を縮小。しかし米
株式市場でニューヨークダウ、ナスダック指数とも序盤から買い先行となり、投資家心
理が強気に傾いたことで前半から再度、上げ幅を拡大した。中盤から終盤にかけて戻り
売りを吸収し、60ドル超の上昇幅を維持して引けた。
 銀9月限は続伸。時間外取引から買い優勢となり、200セントを超える上昇で推
移。日中取引は6000セントのが抵抗線となり、上げ一服も200セント超の上げ幅
を維持した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続伸。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、アジア時間に一時40ドルを超える上昇
で推移。欧州時間に入ると、上げ幅を縮小も金、銀高に支援され、30ドル超の上げ幅
を維持。日中取引は序盤、上げ幅を縮小したが、株高が追い風となり、堅調に推移し
た。
 パラジウム9月限は続伸。時間外取引は欧州時間に10ドル超の上げ幅を維持。日中
取引は貴金属市場全体の上昇につれ高となり、20ドル近い上げ幅を維持して終えた。
◎LME=全面高、半導体関連株の堅調を受けた世界的な株高から
 アルミ3カ月物は反発。3145ドルで小幅反発で取引を開始。直後に3132.
50ドルまで値を落としてマイナスサイドに転じたが、直ぐに買い戻されて反発。その
後は欧州の時間帯にかけて3160ドル台まで値を伸ばした。3160ドルに達すると
しばらくもちあったが、米国の時間帯に3183ドルの高値まで上昇し、前日の高値に
顔合わせした。欧州株に続いて米株も堅調となったことが買いを支援したが、騰勢は続
かず上げ幅を縮小。終盤は3160ドルを挟んでの高下となり、この水準で引けを迎え
た。
 銅3カ月物は大幅続伸。1万3640ドルで続伸して取引を開始した後はしばらくも
ちあったが、アジアの時間帯後半はじり高となった。欧州の時間帯を迎えると半導体関
連株が堅調となったことに追随する買いが膨らんで上値探りとなり1万3850ドル台
まで浮上。しばらく1万3850ドルを挟んで高下した後に軟化し1万3800ドルを
割り込んだが、米株式市場でも半導体関連株が買われてダウ平均が堅調となったことで
すぐに買い戻され、その後は引けにかけて上値を探る展開となった。引け間際に6月4
日以来の高値となる1万3934ドルを付けた。高値を離れたが、260ドル超の上げ
幅を維持し、取引を終えた。
◎NY原油=続伸、フーシ派がサウジに対する海洋封鎖を発表
 ニューヨーク原油の期近は続伸。
 親イランのフーシ派がサウジアラビアに対する海洋封鎖を発表したことが買い手掛か
り。サウジを敵視するイエメンのフーシ派はサウジの船舶に対する海上封鎖を発表した
ほか、サウジの港に寄港する船舶に対する攻撃も警告した。
 イランによるホルムズ海峡の封鎖を受けて、サウジの東西パイプラインによる輸出が
世界の供給不足を緩和しているものの、このパイプラインの輸出港となっているヤンブ
ーで輸出が足止めされる可能性が高まっている。現在のヤンブーの輸出規模は日量
450万バレル。東西パイプラインの輸送能力は日量700万バレル。サウジ産の原油
を積載した中国やインド向けのタンカーが紅海からバブ・エル・マンデブ海峡を通過し
ようとしたところ引き換えしたとの報道がある。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近〜期中が反落、コーンは作柄の低下から続伸
 大豆は期近〜期中の主要限月が反落。
 前日に大きく上伸した後で利益確定のための転売の動きが広がった。米産地では現
在、一部で降雨が発生しているうえ、7月下旬には気温が低下すると予想されているこ
とで天候懸念が和らいだことも売りを呼ぶ要因になった。

 コーンは揃って続伸。
 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で作柄の低下が見られたことが買い支援
要因になった。ただ、米産地では一部で降雨が発生しているうえ、今後の気温低下が予
想されていることが重石となり、上げ幅は限られた。
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