株価指数先物【引け後】 後場はロング解消に加えて短期的なショートを誘う

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 66070 -250 (-0.37%)
TOPIX先物 4040.5 +16.0 (+0.39%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比250円安の6万6070円で取引を終了。寄り付きは6万7100円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万7185円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。直後につけた6万7070円を安値にロングが優勢となり、6万7200円~6万7600円辺りで保ち合いを継続。前場中盤にかけて6万7670円まで買われる場面もみられた。

 買い一巡後は6万7200円辺りまで上げ幅を縮め、前場終盤に再びロングが強まったものの、6万7650円と中盤につけた高値を越えられなかった。そのため、前引けにかけてロング解消の流れが優勢になり、ランチタイムで6万7200円まで上げ幅を縮めた。後場に入り6万7000円を割り込むと、ロングの解消に加えて短期的なショートを誘う形となり、引け間際には6万6000円まで売られた。

 米国市場で半導体株が買われた流れを引き継ぎ、前場はキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などが日経平均型を牽引。また、韓国KOSPI指数の上昇率が一時5%を超えていたことがショートを仕掛けにくくさせた。日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(6万6990円)を上回っての推移により、中心値の25日移動平均線(6万9030円)とのレンジが意識されていた。

 しかし、後場に入り-1σを割り込んだ。KOSPI指数が0.7%高と小幅な上昇にとどまったこともあり、東京市場ではキオクシアホールディングスはプラス圏をキープしたものの、東京エレクトロンやソフトバンクグループ、アドバンテストなどが下げに転じ、先回り的にショートが膨らんだようである。

 バンドは下向きで推移しており、-2σ(6万4640円)と-1σ(6万6750円)とのレンジが意識されそうだ。指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の動向を見極めつつ、-1σ水準の突破を想定した、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で16.35倍(21日は16.47倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の強い値動きにより一時16.70倍まで切り上げ、+1σ(16.66倍)を上回る場面もみられた。ただし、後場は半導体株が軟化したことでNTロングの巻き戻しに向かわせている。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万2053枚、ソシエテジェネラル証券が1万1001枚、バークレイズ証券が7711枚、サスケハナ・ホンコンが1987枚、JPモルガン証券が1918枚、野村証券が1405枚、モルガンMUFG証券が1398枚、インタラクティブ証券が1317枚、ゴールドマン証券が1184枚、三菱UFJ証券が1149枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万1187枚、バークレイズ証券が1万6433枚、ABNクリアリン証券が1万4007枚、JPモルガン証券が5365枚、モルガンMUFG証券が4262枚、ゴールドマン証券が2689枚、ビーオブエー証券が1880枚、野村証券が1600枚、サスケハナ・ホンコンが1572枚、UBS証券が1258枚だった。

株探ニュース

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