[今日の視点]貴金属=反落、利食い売りが圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受けて売り
優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受
けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は0.74ドル安の
4118.97ドル、銀が4せント安の5933セント、プラチナが19.50ドル安
の1633.90ドル、パラジウムは15.11ドル安の1288.48ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=163.08/10円で、前営業日の
大引け時点から0.03円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2095円前後、銀は306.5円前後、プラチナ
は8440円前後、パラジウムは6600円前後。
【NY金は買い戻し主導で上昇】
 金はきのうの海外市場では、買い戻し主導で堅調となったが、原油高を受けて上げ一
服となった。
 金は買い戻し主導で上昇した。原油高となったが、4000ドル前後で下げ止まった
ことから買い戻し主導で上昇した。金ETF(上場投信)に投資資金が流入したことも
支援要因になった。ただ原油高や米国債の利回り上昇を受けて上げ一服となった。
 世界銀行のチーフエコノミスト、インダーミット・ギル氏は米国とイランの衝突が激
化すれば、インフレが再燃して金利が上昇し、世界経済の成長率が昨年の2.9%から
1.3%まで落ち込む可能性があるとの見方を示した。
 銀はきのうの海外市場で、金堅調を受けて買い優勢となった。
【NYプラチナは金堅調も上げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後は上げ一
服となった。
 プラチナは金堅調が支援要因になったが、原油高や米国債の利回り上昇を受けて上げ
一服となった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置き見通しが強
いが、原油高を受けて利上げの確率が34.7%(前日25.7%)に上昇した。
<今日の予定>
・理事会結果公表(ECB)
・政策金利公表(南アフリカ準備銀行)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。