日中取引開始後、原油の2026年12月限は8万0350円まで上昇し、夜間取引 の高値をやや上回った。 ホルムズ海峡を巡る衝突は今のところ米国とイランの対立にとどまっているが、停戦 協議の見通しが立たないなかで、米軍はイラン核施設への攻撃を開始するリスクがあ り、そうなればイスラエルの参戦は確実だろう。イランの核開発を最も嫌がっているの はイスラエルである。また、フーシ派がサウジのタンカーへ攻撃を開始したため、サウ ジは否応なく応戦しそうだ。米国のインフラ攻撃が続いた場合、イラン革命防衛隊(I RGC)はアラブ首長国連邦(UAE)やカタール、サウジアラビアの中核的な発電所 への攻撃を示唆しているため、中東各国が直接的にイランとの衝突を始めないとも限ら ない。北半球は夏休みシーズンに入っているものの、相場は荒れ狂う余地を十分に残し ている。 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.85ドル高の87.68ドルで推 移。本日これまでのレンジは87.32〜88.40ドル。 原油12月限の予想レンジは8万0000円から8万1000円、ガソリン先限は 9万0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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