23日の東京株式市場で日経平均株価は大きく上昇して始まり、一時900円超高で6万7000円台を回復する場面があった。しかし買いの勢いは続かず、すぐに伸び悩み、その後は6万6000円台でのもみ合いに終始した。 大引けの日経平均株価は前営業日比307円00銭高の6万6422円60銭と反発。プライム市場の売買高概算は19億1353万株、売買代金概算は8兆5663億円。値上がり銘柄数は687、対して値下がり銘柄数は826、変わらずは45銘柄だった。 きょうの東京市場は前日の米半導体株高を手掛かりに上昇に転じた。主力のAI・半導体関連株の一角に根強く投資資金が流れ込んだ。日本時間朝方に米アルファベット<GOOG>が決算発表とあわせ、AI投資計画を引き上げたことを材料視する向きもあった。全体相場は朝方に買いが一巡すると伸び悩んだ。中東情勢悪化による原油高への懸念が再び意識されつつある。ホルムズ海峡を巡って米国とイランが対立を深めるなか、その代替ルートとされる紅海で今週に入りイエメンの武装組織フーシ派が海上封鎖を行うと宣言。同海域でフーシ派がサウジアラビアのタンカーを攻撃したことがきょう伝わった。韓国KOSPIの動向を横にらみに日本株は後場に入ってもしばらく堅調に推移していたが、大引けにかけてややバランスを崩した。プライム市場の値上がり銘柄数は約44%にとどまった。 個別ではソフトバンクグループ<9984>をはじめ、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、村田製作所<6981>が堅調。住友金属鉱山<5713>、JX金属<5016>が大幅高。三井松島ホールディングス<1518>、テクセンドフォトマスク<429A.T>が値を飛ばした。原油高を受けてINPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>が高い。三菱商事<8058>、豊田通商<8015>など商社株もしっかり。日銀の早期利上げ観測を背景に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめとする銀行株への買いが目立った。 半面、ファーストリテイリング<9983>やテルモ<4543>、味の素<2802>、中外製薬<4519>が軟調。キオクシアホールディングス<285A.T>や信越化学工業<4063>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>も安い。高島屋<8233>が水準を切り下げた。 出所:MINKABU PRESS
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