きょうの為替市場はドル高が優勢となる中、ユーロドルは1.13ドル台に下落。本日はECB理事会が開催され、大方の予想通りに金利は据え置かれた。声明では、データに基づき、会合ごとに判断する方針を継続。また、「エネルギーショックによるインフレへの影響は、まだ完全には表れておらず、間接的影響および二次的影響を注視している」とも述べている。 その後にラガルド総裁の会見が行われたが、これを受けてエコノミストは「総裁は9月理事会についての質問に明言を避けたものの、ECBがインフレの上振れリスクを明確に警戒していることがうかがえた」と分析している。総裁は6月時点のスタッフの経済見通し以降、エネルギー価格の先行き不透明感が高まっていることを認めた。これは、今後の政策判断が原油価格の動向や中東情勢に大きく左右されることを示唆しているという。 その上で同エコノミストは「ECBは9月に利上げを実施する可能性が高い」との見方を示している。ECBのインフレ見通しは引き続き中東紛争前の想定を大きく上回る水準に留まると見られ、金融政策は中立金利のレンジ上限寄りへとシフトしていくことを後押しするとの見方を示した。 EUR/USD 1.1367 EUR/JPY 186.34 EUR/GBP 0.8532 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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