前週は4000ドル水準で下値を支えられ、やや底堅く推移した。中東情勢の不安定 化で原油相場が急伸したが、金相場の値崩れは回避された。利上げ警戒感の織り込みが 一服していることが確認されている。ただし、改めて大きく買い進むような動きは鈍 く、積極的な売買は見送られた。金上場投資信託(ETF)売りの動きが一服したこと はポジティブだが、瞬間的に急落する場面も見られ、決定打を欠いた。 今週もボックス気味の展開が続きやすい。原油相場急伸でも値崩れは回避され、売り 材料の出尽くし感が強い。4000ドル水準から大きく値下がりする可能性は低下して いる。一方で、インフレ懸念から大きく買い進むことには慎重ムードも強く、最近の取 引レンジが踏襲されよう。28〜29の米連邦公開市場委員会(FOMC)がイベント リスクになるが、利上げに対する警戒感は維持されよう。 予想レンジは3970〜4200ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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