7月の米総合購買担当者景気指数(PMI)・速報値は53.6まで上昇した。製造 業は53.8までやや低下したが、非製造業が53.6まで上昇したことが全体を押し 上げた。ただ、中東情勢は未だに緊迫感が強く、原油価格は再び騰勢を強め、米長期債 利回りは上昇している。ガソリン価格や金利コストのさらなる上昇は経済にとって重 く、企業景況感を圧迫するだろう。 7月のユーロ圏総合PMI・速報値は51.9まで上昇した。2月以来の高水準。製 造業、非製造業ともに上昇したなか、非製造業の上振れが目立った。6月にかけては景 気悪化懸念がつきまとっていたが、総合PMIは景気判断の分岐点である50を上回っ ており、景気見通しは改善した。ただ、今すぐにでも中東情勢の混乱が解消されたとし ても、冬場のLNG不足は確実とみられている。少なくとも楽観的に構える局面ではな さそうだ。 MINKABU PRESS
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