[今日の視点]貴金属=急反発、米軍のイラン空爆停止で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、急反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢と
なろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金急伸を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は50.20ドル高
の4084.22ドル、銀が187せント高の5944セント、プラチナが27.40
ドル高の1613.00ドル、パラジウムは32.24ドル高の1266.21ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=163.66/68円で、前営業日の
大引け時点から0.11円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2000円前後、銀は315.0円前後、プラチナ
は8330円前後、パラジウムは6600円前後。
【NY金は原油高一服が支援】
 金は前週末の海外市場では、原油高一服を受けて押し目を買われた。
 金は原油高一服が支援要因になった。イランが米国との停戦案を拒否したが、上値を
伸ばせず、利食い売りが出た。また米イランの戦闘終結に向けた協議の仲介役を担うパ
キスタンが、停滞している協議再開に向けた道筋を模索している。一方、米軍は25
日、イラン空爆を停止した。トランプ米大統領が、イランに対する大規模な戦闘作戦の
再開を真剣に検討していると警告したが、見送られた。迎撃ミサイルが枯渇するとの懸
念が出ていると伝えられた。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派はサウジアラ
ビアの石油施設を攻撃、ウクライナがカスピ海でイランの商船を攻撃し、イランが非難
した。米軍のイラン攻撃停止を受けて週明けは上値を伸ばしたが、協議再開が模索する
かどうかを確認したい。
 今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが見込まれているが、9月
利上げとの見通しが強い。今週は6月の米個人所得・消費支出などの発表がある。
 銀は前週末の海外市場で、原油高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナは上げ一服も週明けで押し目を買われる】
 プラチナは前週末の海外市場では、原油高一服が支援要因になったが、上げ一服とな
った。
 プラチナは原油高一服が支援要因になったが、上げ一服となった。中東情勢に対する
懸念が残り、高値での買いが続かなかった。ただ米軍がイラン攻撃を停止したことで週
明けは押し目を買われた。協議再開が模索するのかどうかを確認したい。一方、トラン
プ米政権が新関税を発動したが、米企業2社が提訴し、関税差し止めを求めた。
<今日の予定>
・中国工業利益 2026年6月(国家統計局)
・独景況感指数 2026年7月(ifo)
・米耐久財受注 2026年6月速報値(商務省)
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