株価指数先物【昼】 NTショートでのスプレッド狙いに振れやすい

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比250円高の6万4810円(+0.38%)前後で推移。寄り付きは6万5380円と、シカゴ日経平均先物(6万4395円)にサヤ寄せすることなく、買いが先行して始まった。直後につけた6万5640円を高値に軟化し、6万4400円~6万4600円辺りでの保ち合いを継続。中盤にかけてレンジを下抜けると、6万4190円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただし、終盤にかけては再びロングが入る形で切り返しており、6万4800円を挟んだプラス圏での推移だった。

 トランプ米大統領が検討してきたイランへの大規模攻撃を当面見送る方針だと伝わるなかで、WTI原油先物価格が一時1バレル=83ドル台に下落したことを材料視したロングが先行する形だった。ただ、その後はアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の不安定な値動きが重荷になったようである。

 日経225先物は75日移動平均線(6万4640円)を上回る形で買いが先行したが、下向きで推移するボリンジャーバンドの-1σ(6万6120円)水準を捉えることはできなかった。一方で、中盤にかけて6万4190円まで売られたが、-2σ(6万3890円)に接近する局面では押し目狙いのロング対応に向かわせた。指数インパクトの大きい半導体・AI関連株は不安定ながらも、東証プライムの値上がり銘柄数は8割を超えているため、押し目ではロングが入りやすい。

 NT倍率は先物中心限月で15.98倍(24日は16.09倍)に低下した。相対的にTOPIX型優位の需給状況において、NTショートでのスプレッド狙いに振れやすいようだ。下向きで推移する-2σ(15.90倍)に沿った形でのトレンドを継続。5月下旬につけた15.62倍辺りが意識されやすいとみられる。

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