NY原油市況=大幅続落、米国とイランが攻撃を一時見送り

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/09     86.12       86.20       81.91       82.61        - 6.70
  2026/10     82.60       82.63       79.43       80.25        - 4.90
  2026/11     79.60       79.60       77.25       78.17        - 3.56
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              953,203             1,856,370    ( - 1,985)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/08     411.16    - 6.90
                            2026/09     400.60    - 8.94
         改質ガソリン       2026/08     332.73    - 6.86
                            2026/09     316.96    - 8.20
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。期近2限月の前日比は6.70〜4.90ドル
安。その他の限月は3.56〜1.35ドル安。
 米国がイランに対する空爆を停止したことをきっかけに、イランも報復攻撃を見送
り、一時的な停戦が発生したことが相場を圧迫した。両国の対話開始が期待されてい
る。トランプ米大統領は外交的な失敗が強力な軍事行動につながる可能性を示唆しつ
つ、イランとの対話は良好であると述べた。ただ、イラン外務省は仲介国を通じたメッ
セージのやり取りは認めているものの、米国と一切交渉しておらず、合意も存在しない
と発表した。
 サウジアラビアの石油施設が繰り返し攻撃を受けていることは懸念要因。イエメンの
フーシ派の攻撃によってジャザン製油所の貯蔵タンクから火災が発生したほか、世界最
大級のアブカイク製油所も攻撃を受けたと伝わっている。紅海の輸出港ヤンブーでも被
害が発生しているもようで、東西パイプラインの西端・東端が攻撃を受けたもよう。サ
ウジ当局の発表によると、イラク領内からの攻撃も確認されている。
 カスピ海でイランの商船がウクライナによるドローン攻撃を受けて死傷者が発生した
件について、イラン外務省はウクライナを強く非難した。イラン国内の報道によると、
イランがミサイルでウクライナを攻撃する可能性がある。イランのバガイ報道官は「ウ
クライナの支持者であると考える者は、その責任を負うべき」と発言している。
 時間外取引で9月限は急落。通常取引開始後は81.63ドルまで一段安となった。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。
今日の材料
・イランとの交渉に多くの時間を費やさない=トランプ米大統領
・イラン戦争開始以降、米兵の負傷者数が600人超に=米CNN
・ホルムズ海峡を巡るイランとオマーンの合意が近い=米アクシオス
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。