【本日の見通し】ドル高基調継続か、ドル円は164円台トライも視野 ドル円は堅調な地合いを続けている。米軍によるイラン空爆が23日まで13日間続いていたが、24日からいったん収まったことで有事のドル買いがいったん収まり、ロンドン市場朝に163.33円までドル売り円買いとなる場面が見られた。ただ、イラン側から「米が平和と戦争のタイミングを決定することを許さず」などの発言があり、警戒感が再燃。さらに高市首相が特別国会閉会を受けた会見で責任ある積極財政に言及したことが、海外勢を中心に日本の財政赤字警戒からの円売りに繋がり、ドル円は163円台後半に反発した。 今日もドル円は底堅さが意識される展開。財政赤字問題は通貨安につながりやすい材料であり、昨日の高市首相会見での消費減税に向けた発言などが、ドル円の下値を支える可能性が高い。ドル円は先週上値を抑えた164.00円トライを意識する展開が見込まれる。 介入警戒感も出ているが、当局の動きが鈍いように見られ、市場では水準の割に警戒感の高まりが感じられない。今週は28/29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、30/31日に日銀金融政策決定会合が開催されることもあり、結果を確認するまで介入が入りにくいとの観測もある。 ユーロドルは1.13台後半での推移。昨日の安値は1.1367ドルまでと、先週木曜日の1.1364ドル、金曜日の1.1365ドルには届いていないが、戻りが鈍く、今日の相場で1.1350/60ドルの下値支持水準を割り込んでいく可能性が十分にありそう。 ユーロ円は186円台前半推移。対ドルでのユーロの重さもあり、上値が重くなっている。185円台を付ける可能性が高いとみているが、ドル円が164円台を付けて上昇が加速するようだと連れ高になる可能性もある。ドル主導の展開だけに不安定な動きが見込まれる。 ポンドドルは1.32台後半推移。ドル高を受けて1.3300ドルを割り込んできている。1.3320/30ドルが重くなっている印象で、下方向の動きを意識。 ポンド円は対ドルでのポンド売りもあって、217.50円割れを付けた。この後も戻りでは売りが出る展開が見込まれるが、ユーロ円同様にドル主導だけに不安定さがある。 MINKABUPRESS 山岡
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