金・銀午前=金は反落、フーシ派のサウジ攻撃などで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反落。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、株安な
ども圧迫要因になった。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が294〜232円安、金ミニが
288.0〜105.0円安、ゴールドスポットが61円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が6139枚、金ミニが4923枚、ゴールドス
ポットが31枚、銀が0枚。
【NY金は米イラン攻撃停止もフーシ派の攻撃で上げ一服】
 金は米イランの攻撃停止が支援要因になったが、イエメンの親イラン武装組織フーシ
派の攻撃を受けて上げ一服となった。イランは、米国との和平協議再開を求めていない
と表明した。ホルムズ海峡の状況は変わっていないとし、引き続きイランが掌握してい
るとの認識を示した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、サウジアラビア東部
と、紅海に面する重要な原油輸出拠点ヤンブー港を結ぶ原油の供給と輸送に関連する複
数の重要施設を標的に攻撃を実施したと表明した。イエメン政府のアルズーバ外相は、
イランがホルムズ海峡周辺で国際航路の支配を強めようとしている手法を、フーシ派は
バベルマンデブ海峡で再現しようとしているとの見方を示した。
 6月の米耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財
から航空機を除く)の受注が前月比0.9%増加した。企業による人工知能(AI)関
連支出の積み増しを背景に堅調に伸びた。市場予想は0.8%増。トランプ米大統領
は、米国の政策金利は世界で最も低水準にあるべきだと述べ、米連邦準備理事会(FR
B)に対し利下げを求めた。
 中国が国内で開発した液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始した。同装置
はオランダの半導体製造装置大手ASMLが長年、市場を独占してきた。これらの装置
は年内に中芯国際集成電路製造(SMIC)、華虹半導体、長存儲技術(CXMT)な
ど中国の大手半導体メーカーに納入される見通し。
 CXMTが27日、上海株式市場に上場した。韓国のサムスンやSKハイニックスの
強力な競合相手になるとみられている。
 金先限は2万1783円まで下落した。ドル建て現物相場の下落が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=163円台後半の円安に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米イランの攻撃停止が支援
要因になったが、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のサウジアラビア攻撃を受けて
上げ一服となった。アジア市場では、朝方の4072.77ドルから、手じまい売りが
出て軟調となった。
 午前11時現在、4045.00ドルで推移、銀は5720セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4098.21ドル、銀が5947セント。

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