海外サマリー(28日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,098.6   -37.8  シカゴ大豆  2026/11 1,220.00  + 6.25
NY銀     2026/ 9 5,752.9  -118.3  シカゴコーン 2026/12   480.50  + 6.50
NYプラ    2026/10 1,623.3   - 8.9  NY原油   2026/ 9    79.26   -3.35
NYパラ    2026/ 9 1,273.20  -23.60 ドル・円               163.86   +0.12
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。NY金は12月限に変更。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎NY外為=ドル円は163円台後半で推移
 NY為替市場、序盤はドル安がやや優勢となり、ドル円も163.65円付近に値を
落としていたものの、終盤に163円台後半に戻した。
 狭い範囲での推移が続いているが、日本の当局による為替介入への警戒感が意識され
る一方、FOMCや日銀決定会合を控えて積極的な売買は手控えられている状況に変化
はない。ただ、164円をうかがう地合いは維持されており、底堅い動きは継続してい
る。
 FRBは、今回のFOMCで据え置きが有力視されているものの、30%程度の確率
でサプライズ利上げが織り込まれている。ただ、FRBは当日の決定でサプライズは起
こさないことで有名な中銀ではある。市場では9月利上げの可能性を強く意識している
状況。ウォーシュ議長はフォワードガイダンスを示さない方針を掲げている中、声明や
会見での発言から何らかの手掛かりを得られるか注目される。
 一方、日銀も据え置きが確実視されているが、市場では植田総裁の会見に加え、6営
業日後に発表される「主な意見」での政府出席者の発言内容にも注目が集まっているよ
うだ。政府の姿勢次第では、10月利上げ観測が一段と強まる可能性があるとの指摘も
出ていた。
 ここに来てドル円は過熱感も出始めており、RSIは買われ過ぎの水準である70付
近に来ているものの、トレンドが強い局面では高水準が続くことも多く見受けられる
◎NY貴金属=軒並み下落、中東情勢に対する懸念が圧迫
 ニューヨーク金は反落、銀は続落。
 金12月限は反落。時間外取引では、中東情勢に対する懸念や株安を受けて売り優勢
となった。欧州時間に入ると、一段安となった。日中取引では、押し目を買われる場面
も見られたが、イランのホルムズ海峡に関する発言などを受けて戻りを売られた。
 銀9月限は中東情勢に対する懸念や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、中東情勢に対する懸念や株安を受けて売
り優勢となった。欧州時間に入ると、一段安となった。日中取引では、押し目を買われ
る場面も見られたが、イランのホルムズ海峡に関する発言や金の上げ一服などを受けて
戻りを売られた。
 パラジウム9月限は中東情勢に対する懸念や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢とな
った。
◎LME=全面安、世界的な半導体関連株の軟調を受け売り優勢に
 アルミ3カ月物は反落。3169.50ドルで小幅続伸で寄り付いたが、始値がこの
日の高値となった。アジア株安を映して値位置を落とした後は3150ドル〜3160
ドルのレンジを中心にしてのもちあいがしばらく続いた。欧州の時間の終盤に3150
ドルを割り込みながらも3140ドルが下値支持線として意識されていたが、米国の時
間を迎えると今月20日以来の安値となる3130.50ドルまで急落。3140ドル
を抵抗線とする安もちあいとなった後、終盤に買い戻され3150ドルを挟んだもみあ
いで取引を終えた。
 銅3カ月物は反落。1万3740ドルで取引を開始したが、始値がこの日の高値とな
った。その後は、半導体関連株の軟調を受けてアジア株が総じて下落したことが嫌気さ
れて値を落とした。1万3650ドルを支持線としたもちあいとなった後、欧州の時間
帯を迎えると、じり安となり、今月24日以来の安値となる1万3597.50ドルま
で下落。米株式市場でも半導体関連株が軟調となったことが重石となった。終盤には売
り警戒から買い戻されたものの、プラスサイドの回復には至らないまま引けを迎えた。
◎NY原油=大幅続落、米国とイランの軍事衝突は引き続き停止
 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。
 米国とイランがホルムズ海峡を巡る衝突を引き続き停止していることが相場を圧迫し
た。ホルムズ海峡やバブ・エル・マンデブ海峡が封鎖されて供給不足が続いているう
え、イエメンのフーシ派がサウジアラビアのタンカーや製油所を攻撃するなど供給不足
は深刻だが、需給バランスよりもリスクプレミアムの後退が相場を主導した。
 サウジ国営のサウジアラムコはフーシ派の攻撃を受けたジザン製油所を停止した。日
量700万バレルの処理能力を誇るアブカイク製油所でも被害が発生しているとの報道
はあるが、公式な発表は今のところない。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて反発、作柄の悪化が買い支援要因
 大豆は揃って反発。
 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で作柄の悪化が伝えられたことが買い支
援要因となった。前日に大きく下落したことで売り警戒感が高まっていたことも買い戻
しを誘発する要因となった。
 コーンは総じて反発。
 米農務省(USDA)が前日の日中取引終了後に発表した作柄報告では良〜優の比率
が前週より4%もの低下を見せたことで生育状況に対する警戒感が強まり買い優勢とな
った。ただ、米産地では降雨となったことで高温乾燥懸念は和らぎ、上げ幅は限られ
た。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。