日中取引開始後、原油の2026年12月限は一時7万6180円まで急伸したもの の、その後はマイナス圏に押し戻されている。 イランがヨルダンの米軍基地を攻撃した。2月にイラン戦争が始まってからイラン革 命防衛隊(IRGC)は「目には目を」の方針を維持し、軍事的・経済的な攻撃に対し て受け身に対応してきたが、今回はイランが先手をとった。米国とイランの覚書が破綻 した後、米軍は連日連夜イランを空爆してきたものの、イランは屈服するつもりも、対 話するつもりもなく、今後は主導権を渡す気もないようだ。 これまでのイランの戦略が変化しているとすると、イランは米軍基地攻撃を続けて米 国を試すだろう。米軍が反撃するなら、ためらいなく報復すると思われる。トランプ米 大統領がイランに様々な圧力をかけてきたが、形勢が変わるのではないか。イエメンの フーシ派のほか、中東各地の親イランの武装組織が行動を開始していることも、イラン の戦略が転換したことを示唆する。イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が今月初 めに発表した復讐が始まっているのではないか。 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比2.92ドル高の82.18ドルで推 移。本日これまでのレンジは79.92〜83.30ドル。 原油12月限の予想レンジは7万4500円から7万5500円、ガソリン先限は 9万0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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