原油相場は、ホルムズ海峡の船舶通航の再開期待から値下がりが続き、28日には終 値でも80ドル台を割り込んだ。イランとオマーンの間の協議は依然として難航してい るが、各国が流通環境の改善に向けた取り組みを進めていることが、原油相場の値下が りに直結している。イランはあくまでもホルムズ海峡を自国が管理することを主張して いるため、合意に達することができるのか不透明だが、マーケットは先行きを楽観視し ている。一方、アジア時間には米軍基地がイラン革命防衛隊の攻撃を受けたことが報告 されている。サウジアラビアも、イランからのドローン攻撃を撃墜したと発表してい る。まだ中東情勢が安定しているとは言い難い。今後も短期の混乱を繰り返しながら、 供給環境の改善を目指す展開になろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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