【これからの見通し】米FOMCに注目、ドル相場が動意付くこと期待

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】米FOMCに注目、ドル相場が動意付くこと期待

 本日の注目イベントは米FOMCとなる。政策金利を据え置く観測が高い。ただ、最新のCMEフェドウォッチによると据え置き70.6%、25bp利上げ29.4%と、3割ほどの確率で利上げが織り込まれている。市場でも声明にタカ派の内容が盛り込まれることが期待されるムードがあるようだ。利上げを主張するメンバーが多ければ、ドル買い反応が強まることが想定されよう。その候補としては、ローガン総裁やハマック総裁が目されている。米FOMCを控えて停滞しているドル相場が動意付くことが期待されよう。

 政策金利発表後にはウォーシュFRB議長会見が控えている。同議長からはフォワードガイダンス(将来の政策指針)が出される可能性は低く、今回も曖昧な姿勢を維持する可能性が高い。結局のところ、9月会合までに発表される毎月のインフレデータが、FRBが利上げを行うかどうかを決定づけることになりそうだ。

 この後のロンドン市場では、米FOMC待ちのムードが広がるだろう。昨日はドル高方向への調整がみられたが、本日の東京市場ではドル安方向への動きが中心となっていた。

 このあとの時間帯の材料としては、中東情勢の再び緊迫化していることが挙げられよう。イランが「奇襲攻撃」として米軍基地に向けて弾道ミサイルを発射した。これを受けてNY原油先物は79ドル台から83ドル台へと急伸した。米FOMCを控えて為替相場は動きにくくなっているが、ニュースヘッドラインに神経質に反応する局面もありそうだ。

 経済指標発表は、ほぼ米FOMC一択となるが、ロンドン時間には英消費者信用残高(6月)、英マネーサプライM4(6月)、米MBA住宅ローン申請指数(07/18 - 07/24)などが予定されている。

 発言イベント関連でも、ウォーシュFRB議長会見に注目が集まるが、その他にはECB賃金トラッカー、米週間石油在庫統計、米2年変動利付債(FRN)入札(300億ドル)、カナダ中銀議事録(7月15日開催分)などが予定されている。AI関連株が荒っぽい値動きを示すなかで、本日はマイクロソフト、メタ、スターバックスなどの米企業決算発表が予定されている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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