ドルが買い戻される、東京市場のドル安続かず 米FOMCを控えて=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、ドルが買い戻されている。東京市場では急速な株安の動きに反応し、ドル円が163円台後半から前半へと軟化。クロス円にも売り圧力がかかった。この動きに呼応してユーロドルは1.13台後半から一時1.14台乗せ、ポンドドルは1.32台後半から一時1.33台乗せへと買われた。総じてドル売りと円買いが混在した。しかし、東京午後にはその動きは一服。ロンドン市場ではドル買いに転じる動きとなっている。ドル円は163.70付近へと反発。ユーロドルは1.1380台、ポンドドルは1.3290付近などへと反落している。きっかけとしては「イエメンのフーシ派、紅海南部を航行する商船への通行料徴取を検討中」との情報筋からのニュースヘッドラインがあった。NY原油先物が買われ、再び83ドル台に乗せている。米10年債利回りは4.60%台から4.63%付近へと上昇。欧州株は上値重く推移している。日本時間30日午前3時の米FOMC政策金利発表を控えて、本日ここまでは方向感に欠ける振幅となっている。 ドル円は163円台後半での取引。東京朝方の163.88付近を高値に、東京午後にかけて163.28付近まで下押しされた。AI関連株の急落を背景に日本株・韓国株などが大幅安となったことが円買い圧力につながっていた。しかし、その後は下げ渋りとなり、ロンドン時間には163.70付近へと反発している。中東情勢への警戒感で再び原油高や米債利回り上昇となり、ドル買い圧力となっている。 ユーロドルは1.13台後半での取引。東京朝方の1.1382付近を安値に東京午後にかけて1.1404付近まで買われた。しかし、その後はドルが買い戻され、ロンドン時間には再び1.14台割れ水準となっている。ただ、レンジ自体は極めて狭く、米FOMC待ちのムードが広がっている。ユーロ円は東京早朝の186.68付近を高値に、東京午後には186.19付近まで下落。ロンドン時間に入ると186.50台まで買い戻される場面があった。対ドルとともに値幅は限定的で、ポジション調整の域はでていない。 ポンドドルは1.32台後半での取引。東京朝方の1.3281付近を安値に買われ、東京午後には1.3309付近に高値を伸ばした。その後は買いも一服し、足元では1.33台割れ水準となっている。ポンド円は東京早朝の217.87付近を高値に売られ、東京午後には217.17付近に安値を広げた。しかし、その後は下げ渋り217.70台まで反発する動きをみせた。ユーロポンドは0.8563から0.8574までの狭いレンジ取引に終始している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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