海外サマリー(29日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,097.0   - 1.6  シカゴ大豆  2026/11 1,192.75  -27.25
NY銀     2026/ 9 5,808.9  + 56.0  シカゴコーン 2026/12   471.75  - 8.75
NYプラ    2026/10 1,602.3  - 21.0  NY原油   2026/ 9    84.46   +5.20
NYパラ    2026/ 9 1,252.20 -21.00  ドル・円               163.54   -0.32
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時163.20円台まで下落
 NY為替市場、午後にFOMCの結果が発表されドル安が強まった。ドル円は一時
163.20円台に急速に下落。FRBは大方の予想通りに政策金利を据え置いた。3
名の委員が利上げを主張し反対に回ったが、声明では「インフレは高止まり、ショック
を一部反映」との認識を繰り返していた。
 今回の結果を受けて短期金融市場では利上げ期待が後退し、9月利上げを完全には織
り込めていない。一部からは9月利上げを示唆してくるとの期待もあったが、その後の
ウォーシュ議長の会見では、時間をかけて慎重に判断したい意向も滲ませていた。
 エコノミストからは「議長はインフレ対応への信認回復と、その上で1回以上の利上
げを実施する必要があるかどうかを見極めることとの間に、概念的にも時間的にも一定
の距離を置こうとしていることが確認された」との指摘が出ている。「今回の決定は、
強いメッセージを打ち出すために予測不能な行動を取るのではなく、今後得られる情報
に対し、より予見可能で一貫性のある形で対応する姿勢を示すものだ」とも述べてい
た。
◎NY貴金属=総じて続落、米FOMC後は利上げ観測後退で急伸
 ニューヨーク金は続落、銀は反発。
 金12月限は続落。時間外取引では、イランが米軍基地を攻撃したことが圧迫要因に
なったが、安値拾いの買いが入って下げ一服となった。欧州時間に入ると、戻りを売ら
れた。日中取引では、トランプ米大統領がイランを激しく攻撃すると述べたことを受け
て売り優勢となった。売り一巡後は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて下げ一
服となった。ただ9対3で金利据え置きが決定され、9月の利上げ観測が後退すると、
急伸した。
 銀9月限は米大統領のイラン攻撃発言が圧迫要因になったが、買い戻されて下げ一服
となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後はドル安を受けて急伸した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、イランの米軍基地攻撃や株安を受けて売
り優勢となった。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引では、トランプ米大統
領のイラン攻撃発言や金軟調を受けて売り優勢となった。ただ米連邦公開市場委員会
(FOMC)後はドル安を受けて急伸した。
 パラジウム9月限は米大統領のイラン攻撃発言が圧迫要因になったが、米連邦公開市
場委員会(FOMC)後はドル安を受けて急伸した。
◎LME=アルミ・ニッケルは供給不安から反発、銅はリスク回避で続落
 アルミ3カ月物は反発。3150ドルで反発して取引を開始。アジアの時間帯は暫く
3160ドルを抵抗線として意識する動きのなか、3143ドルの安値を付けた。アジ
ア株高が手掛かりとなってアジアの時間帯後半に地合いを引き締めた後、続く欧州の時
間帯は米国とイランの攻撃再開報道を受けて中東情勢不安、中東湾岸諸国からのアルミ
供給引き締まり懸念から買い優勢となり27日の高値と顔合わせとなる3187.50
ドルを記録。高値を離れた後は3168ドルを下回る場面も見られたがすぐに買い戻さ
れ、終盤は3172〜3182ドルを中心とする高もちあいに転じ、この水準のまま終
了。
 銅3カ月物は大幅続落。1万3650ドルで続落して取引を開始。アジアの時間帯に
は1万3583ドルの安値まで値を切り下げる場面も見られたが、アジア株高が手掛か
りとなって浮上。一時1万3686ドルの高値を付けてプラスサイドに転じたが、米国
とイランが互いに攻撃を再開したと伝えられたことで中東情勢不安が高まるなかリスク
回避の動きが広がり、欧州の時間帯を迎えると値位置を落とした。1万3635ドル前
後でもちあった後は軟化に転じ1万3567.50ドルの安値を付けた。米国の時間帯
は買い戻されたが戻り待ちの売りに上値を抑制され、安値圏のまま引けを迎えた。
◎NY原油=急反騰、米国とイランの攻撃再開で
 ニューヨーク原油は急反騰。
 イランの「イスラム革命防衛隊」がこの日、ヨルダンの米軍基地を攻撃したと発表し
て、24日以降停止していた米国とイラン間の攻撃が再開したことで、買い意欲が強ま
った。米軍もこの日、サウジアラビア軍と合同でイラクの親イラン武装組織を空爆し
た。また、トランプ米大統領が「イランを激しく攻撃する」と述べて、報復攻撃を宣言
したことで再び両国間の緊張が高まっている
 また、米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫が急減していたことも支援
材料。、
 すでに前日安値更新後に大きく戻して引けたが、この日はさらに騰勢を強めた。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて反落、産地の降雨予報で生育悪化警戒感が緩和
 大豆は期近から大幅反落。
 高温乾燥が続いていた米コーンベルト西部での降雨観測を受けて生育不安が和らいだ
うえ、これまでの価格上昇が需要を抑制するとの見方が弱材料視された。また、中東情
勢不安の高まりを受けてリスク回避の動きが広がったことも、価格を下押す要因になっ
た。
 コーンは総じて反落。
 米コーンベルト西部では高温乾燥が続いていたが、この数日は降雨が発生するとの予
報が発表されたことで生育悪化に対する警戒感が緩和された。また、大豆の大幅下落も
弱材料視されたうえ、中東情勢不安を受けたリスク回避の動きから売り優勢で運ばれ
た。
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