貴金属は、総じて反発して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇を受け て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上 昇を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は47.90ドル高 の4090.62ドル、銀が18せント高の5824セント、プラチナが16.41ド ル高の1619.00ドル、パラジウムは0.65ドル高の1267.19ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=163.42/44円で、前営業日の 大引け時点から0.07円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が2万1950円前後、銀は305.0円前後、プラチナ は8400円前後、パラジウムは6600円前後。 【NY金は米FOMC後のドル安が支援】 金はきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安を受けて 買い優勢となった。 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が支援要因になった。米FOMC では9対3でフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを3.50〜3.75 %に維持することを決定した。米FOMC声明では「中東の紛争を一因とする不確実性 の高まりにもかかわらず、経済活動は堅調なペースで拡大している」とし、「エネルギ ーを含む特定分野の価格上昇を引き起こした供給ショックを部分的に反映し、インフレ 率は委員会が目標とする2%に比べて依然、高い水準にある」とした。ウォーシュ米連 邦準備理事会(FRB)議長はFOMC後の記者会見で「インフレ率が目標を上回る状 態が5年以上続いているが、こうした状況が9週間という期間に、物価上昇のやや鈍化 が示された単月の経済指標だけで解消することはないと理解している」と述べた。ただ 10年債や30年債が上昇しており、買い一巡後は利食い売りも出て乱高下した。 トランプ米大統領は、ヨルダンの米軍基地が攻撃されたことを受け、イランに対し極 めて厳しい報復措置を講じると表明した。イスラエル高官は、ネタニヤフ首相とトラン プ米大統領が会談で、イランの核開発計画阻止に向け、外交や経済的圧力、武力行使を 含むあらゆる手段について協議したと明らかにした。一方、イエメンの親イラン武装組 織フーシ派は、紅海南部とアデン湾を結ぶ要衝バベルマンデブ海峡を通過する船舶から 通航料を徴収する案を検討している。 銀はきのうの海外市場で、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が支援要因 になったが、利食い売りが出て上げ一服となった。 【NYプラチナは米FOMC後のドル安が支援】 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安を 受けて買い優勢となった。 プラチナは米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が支援要因になった。米F OMCでは9対3でフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを3.50〜 3.75%に維持することを決定した。ただ株価が急落したことが上値を抑える要因で ある。ハイテク株が引き続き売られた。 <今日の予定> ・日銀金融政策決定会合(日本銀行、31日まで) ・ユーロ圏国内総生産 2026年4-6月期速報(EUROSTAT) ・ユーロ圏雇用統計 2026年6月(EUROSTAT) ・英中銀政策金利公表(BOE) ・独消費者物価指数 2026年7月速報(連邦統計庁) ・米国内総生産 2026年4-6月期速報値(商務省) ・米個人所得・支出 2026年6月(商務省) ・米新規失業保険申請件数(労働省) MINKABU PRESS
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