米連邦公開市場委員会(FOMC)後の金相場は、米金利低下・ドル安との連動で買 いが膨らんだ。FOMCでは政策金利は据え置きだったが、3人が利上げを主張して反 対票を投じた。このため、9月利上げの可能性を高める動きとも評価できるが、マーケ ットは6月のように利上げ観測を織り込むことを見送っている。ウォーシュ米連邦準備 制度理事会(FRB)議長もインフレ対策の必要性を主張しているが、曖昧な言及に左 右しており、利上げの有無も含めて不透明感が強さ認識されている。決してタカ派色を 大幅に後退させるような内容ではなかったが、利上げの織り込みをさらに進めるきっか けにはならなかった。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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