午前のドル円は一時FOMC後の安値を下回るも続かず=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
午前のドル円は一時FOMC後の安値を下回るも続かず=東京為替前場概況

 ドル円は前日の海外市場で163.91円まで上昇した後、米FOMC後のドル全面安を受けて163.28円まで急落。その後163.50円台まで反発したものの、東京午前の市場で再びドル安が強まり、163.21円まで下げている。その後は再び163.50円前後まで回復してきた。

 米FOMCは大方の予想通り政策金利を据え置いた。ただ、短期金融市場での利上げ織り込みが30%程度とそれなりに残っていたこともあり、据え置き発表後はドル売りとなった。短期金融市場では9月の利上げを米FOMC前まで100%織り込む動きを見せていたが、FOMC後に一時50%台まで落ち込んだ。その後は反発して80%台の織り込みとなったものの、30日物金利先物市場での利上げ織り込みは100%から53%まで下がった後、65%前後までの反発にとどまるなど、一時に比べて早期利上げ期待が後退している。

 ドル円に関しては、今日・明日の日銀金融政策決定会合を意識した動きもあり、一方向の動きにはなりにくい。東京を含むアジアの株式市場が、前日の大きな下げから今日は堅調な動きを見せていることもドル円を支えている。

 ユーロドルは昨日海外市場で、FOMC前の1.1380-1.1400ドルレンジから1.1460ドル台まで反発。その後の押し目は限定的で、東京市場で1.1475ドルまでユーロ高ドル安が進んだ。その後は少し調整が入ったものの、1.1451ドルまでの押し目にとどまっている。

 ユーロ円は米FOMC後の対ドルでのユーロ高を受けて、NY朝の186.20円台から187.40円台まで大きく上昇した。その後は187円台前半での推移が続いている。ドル円と同様に、株式市場の落ち着きも円売りにつながってクロス円を支えている。

 本日20時に英中銀金融政策会合(MPC)の結果発表を控えるポンドは、対ドルで1.3350ドル前後で推移している。昨日はFOMCを受けて1.3280-1.3300ドル前後での推移から1.3380ドル台まで上昇。その後の押し目は1.3340ドル台にとどまり、ポンド高ドル安圏での推移が続く。

 ポンド円は218円台前半で推移している。ポンド円もFOMC後のポンドドルの上昇に伴い、217円台後半から218.50円台まで上昇した後、現在は218円台前半と堅調な動きを維持している。

 英中銀会合は政策金利の据え置きで見通しがほぼ一致。今回は金融政策報告が発表され、ベイリー総裁が会見を行う「スーパーサーズデー」にあたっており、今後の金融政策見通しのヒントが出るかどうかが注目されている。

MINKABUPRESS 山岡

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