(NY時間10:28)(日本時間23:28) カーバナ<CVNA> 59.16(-7.17 -10.80%) オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高、EBITDAとも予想を上回った。ただ、通期のEBITDAは予想を下回る見通しを示した。同社は第3四半期について、小売販売台数は第2四半期から増加する見通しを示している。 ただ、株価は冴えない反応。事業拡大ペースの鈍化と1台当たり利益の低下を受け、通期のEBITDA見通しが予想を下回る可能性を示している。中古車市場全体の販売が鈍化する中、事業拡大を収益につなげることが難しくなっていることを示した。 投資家は、値下げや広告宣伝費に頼ることなく販売台数を伸ばし続けられるかに注目している。第2四半期の販売台数は38%増の19万7000台超となった。ここ数四半期続いていた約40%の伸びに近いものの、2024年第3四半期以来で最も低い伸びとなっている。 ガルシア3世CEOは株主宛て書簡で「われわれは10四半期連続で、自動車小売業界で最も高い成長率と収益性を実現している」と強調。「当面の業績を左右する最大の要因は実行力だと考えており、その見方は変わらない」と述べていた。 同社はまた、自動車ローンの販売で3億4900万ドルの利益を計上し、純利益の約68%を占めた。この利益は第1四半期からやや減少したものの、本業である自動車販売の収益力は改善しつつあることが示された。 アナリストは「同社は下半期に短期的な利益拡大よりも市場シェアの獲得を優先する可能性が高い。経営陣は事業規模の拡大や在庫の確保、顧客基盤の拡大を重視している」との見方を示した。 また、「顧客向け自動車ローン金利の低下は、需要を支えている一方、在庫の積み増しや販売効率の改善が追いつくまでの間は、短期的な収益性の重しとなっている」と指摘した。 (4-6月・第2四半期) ・売上高:73.8億ドル 52%増(予想:68.6億ドル) ・EBITDA(調整後):7.69億ドル(予想:7.66億ドル) ・EBITDA利益率(調整後):10.4%(予想:11.2%) (通期見通し) ・EBITDA(調整後):27.0~30.0億ドル(予想:29.9億ドル) 【企業概要】 米国内で、中古車の売買を専門とするeコマースプラットフォームを運営する。幅広い品揃え、優れた価値と品質、透明性のある価格設定、シンプルな取引を提供し、自社ウェブサイトやモバイルアプリから、購入資金の調達、車両の下取り取引、および車両サービス契約や保険などの付帯商品の購入が可能。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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