ドル円、159円台半ば 160円はいまのところ上値抵抗として意識=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 その後、ドル円は159円台半ばでの推移となっている。買い戻しが入っているものの、160円はいまのところ上値抵抗として意識されている模様。本日のドル円はNY時間に入って売りが強まり、163円台から一気に158円ちょうど付近まで急落し。21日線、100日線と割り込み、一気に158円ちょうど付近に来ている200日線まで一時到達した。

 前日のFOMCを受けて為替市場はドル安が強まっているが、そのような中、市場では日本の当局による為替介入への思惑が強まっている。アナリストによると「円先物の取引量が急増しており、円高が進む局面で典型的に見られるパターンとなっている。これは日本の当局が為替介入を実施した際によく見られた光景だ」と述べている。ただ、今回の取引量の増加幅は年前半の介入時ほどは大きくはないという。

 実際に介入が行われたかどうかは確認されていない。ただ、FOMC後で、日本市場の取引終了後というタイミングは、これまでの財務省の介入手法と一致しており、市場では為替介入への思惑が改めて強まっているとの指摘も出ている。明日の夕方に介入の実績を示す外国為替平衡操作の7月分のデータが公表されるが、7月29日分までで、本日の分は含まれていない。いつも通りに日銀の当座預金残高の「財政等要因」の予想データから判断するしかなさそうだ。

 明日は日銀決定会合の結果が公表されるが、据え置きが確実視され、植田総裁も予想以上にタカ派な姿勢を示す可能性は低いと見られている。ドル円が本格的に下向きの流れに変化したと見る向きは少なく、下値での買いを推奨する声も聞かれる。

USD/JPY 159.66 EUR/JPY 184.02
GBP/JPY 214.97 AUD/JPY 112.17

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。