日銀イベント通過し、ドル円再び波乱の展開 一時158円台半ば=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、再びドル円が急落した。日銀決定会合では政策金利据え置きと無風に通過し、160.88付近の高値を付けた。その後の植田日銀総裁会見でも利上げの確度が高まっている印象を与えたが、次回会合での利上げ検討などについて具体的な言及はなかった。ロンドン序盤は160円台での神経質な取引で始まったが、突然160円台割れから一時158.55付近まで急落。市場には介入観測との緊張感が走った。しかし、すぐに買戻しが入っている。足元では160.10台まで戻り高値を伸ばす場面があった。介入観測についての質問に、片山財務相、三村財務官いずれも「コメントすることはない」 と答えた。30日の為替介入規模は約8.45兆円の可能性、日銀当座預金が示唆との報道もあり、市場は介入とのせめぎ合いの局面に移行しているようだ。クロス円も円高方向に振れ、ユーロ円は182.73付近、ポンド円は213.45付近まで一時急落した。その後はいずれも前日NY終値付近へと買い戻されて次の動き待ちとなっている。ドルストレートは小動きで、ユーロドル1.15台前半、ポンドドル1.34台半ばを中心にややドル高方向に傾いている。 ドル円は160円付近での取引。この日の話題は日銀決定会合だった。東京早朝の159.50付近から日銀決定会合での政策金利据え置き発表時には160.88付近まで高値を伸ばした。その後は160円台でやや上値重く推移した。ロンドン序盤には160円台割れから一気に158.55付近まで急落し、市場には為替介入の警戒感が走った。しかし、その後は買戻しが強まっており160.10台に戻り高値を伸ばした。足元では160円を挟んで神経質に揉み合っている。今日の値動きについて財務相・財務官いずれもノーコメントを貫いている。 ユーロドルは1.15付近での取引。東京朝方の1.1531付近を高値に反発を交えつつも上値重く推移している。ロンドン午前には安値を1.1501付近に更新。円相場主導の展開のなかで、比較的小動きになっている。ユーロ円はドル円とともに振幅している。東京昼過ぎの185.17付近を高値に、ロンドン序盤には一時182.73付近まで急落した。その後は184円挟みの水準に買い戻されている。 ポンドドルは1.34台半ばでの取引。東京早朝の1.3471付近を高値にやや上値重く推移している。ロンドン序盤には1.3435付近に本日の安値を更新。30ポイント強の狭いレンジにとどまっている。ポンド円は東京昼過ぎの216.32付近を高値に、ロンドン序盤には一時213.45付近まで急落した。その後は買戻しに転じ、215円台乗せ水準で揉み合っている。ユーロポンドは0.8553-0.8566レンジでの揉み合いに終始している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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